コールドゲーム｜ネタバレ4話(2巻)感想!アルナとアンの女同士の戦いが凄い!

人気少女漫画「コールドゲーム」が面白く、2巻の4話からネタバレをお伝えしたい！と思い…今回は「コールドゲーム」2巻に収録されている4話のネタバレや感想についてお伝えします！

 

『コールドゲーム』が”ベツコミ”に連載されている作品です。

【別館コミック２階】9/26小学館より『コールドゲーム』（著：和泉かねよし）２巻が発売されました！
正妃の座をかけた闘いはますます過熱する…
２巻では王の正体もあきらかに…！
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コールドゲーム｜前回までのあらすじ(3話)

主人公のアルナは、Ｂ国の王女。アルナにはヨハンという優しい許嫁がいたが、ある日突然Ｅ国がアルナを迎え入れたいという誘いがきて、ヨハンとの婚約は解消された。

Ｅ国とは、西の果てにある強国で、争いが絶えず血なまぐさい国だ。

生き延びる為にアルナは女騎士「カミラ」として、カミラは「アルナ」として入れ替わり、Ｅ国に行く。夜、アルナは王の側近、アーサーと出会う。

アーサーはアルナを「本当に生きようとしたことがない」と言い、侮辱する。

そして王の居城で、アルナ達はアルナ以外の王妃5人と面会する。そうこのＥ国ではこの王妃の中から１人だけ選ばれるということになる。

ある日第5王妃リズィーと関わるようになるが、あらぬ罪を被せられリズィーは処刑されてしまうのだった。

そのことに悲しみと悔しさと怒りの感情が湧きあがるアルナ。こんな狂った国でアルナは生き残ることができるのだろうか―――。

 

と、ここまでが『コールドゲーム』3話のあらすじです。

＞＞『コールドゲーム』3話のもっと詳しいネタバレはコチラ

コールドゲーム｜ネタバレ4話“ハシバミから与えられた金の靴”(2巻)

“正体が知られるのを恐れた娘はその靴を階段に残し、王子の元を去る”

～～嫌な女。私なら逆に階段を駆け上がってみせる。王子が迎えに来てくれると思えるほど幸せな少女じゃない。

第２王妃アンはそう思っていたのだった。

処刑が終わった夜、アルナは地面に残った血を
洗い流していた。

～～こんなあっけなく殺されるなんて。リズィー・・・

すると女のキャッキャッする声が、城の上の方で聞こえてくる。

見上げると、そこには第2王妃アンと、第3王妃クリスティナがいた。

どうやらリズィーの話をしているようだった。

クリスティナは、
「でもぉ、首を切られて死ぬなんて、私ならやーよぉ。恨んじゃう。薔薇刑とかぁ、もっとかわいい死刑がいいわぁ♡」

そんな会話をしている様子を、アルナは睨むようにして見る。

ふと第2王妃アンと目が合い、アンはニヤリと不気味な笑みを浮かべる。

アンの周りにいた他の女達は、

「だいたい、リズィーなんか死んでくれて私達せいせいしてるんです！」

「アン様の侍女であったのに、王妃になろうとするなんて」

などと、死んでしまったリズィーの悪口を言う。
しかしアンは悲しそうな表情で、

「そんなことを言うもんじゃないわ・・・。短い間でも共にいた子じゃない。」

それを聞いていたアルナは、怒りで歯を食いしばり

～～天使の顔をした、魔女め！！お前の正体を私は知っている。もし亡霊がいるというのなら、あなたも・・・

アルナはリズィーが処刑された地面に手を付き、

「リズィー、私に力を貸して。あなたを殺したあの魔女に報いを受けさせるのです！」

別の場所で、2人の男が歩いていた。

男1「首が落ちたグレイ家の娘・・・リンザとか言ったかしら？」

男2「リズィーです。」

男1「そうそう、リンダね。まっ、クソどうでもいいけど。それであなたの娘は・・・」

男2「アンです。」

男1「ふぅん、アン。私名前覚えていられるかしら？」

男達はリズィーやアンの話を不気味にしていた。

男1「王は何を考えておられるのか・・・。即位してからも滅多に姿を現さず、置物のようにいるだけね。

正妃候補はあと5人。王の望みは誰かしら？あなたの娘、アン？もなかなか光っているわよ。黒光りだけど♡」

男のうち1人は、第2王妃アンの父親のようだ。

黒光りと言われるが、父親は黒真珠に例えて、貴重な存在と良いように捉える。

もう1人の男は、

「黒真珠だろうが、黒ヘビの鱗だろうが構わないわ。役に立つ間は、教会も力を貸すわ。

年若い王を御し、ぽっと出のリズィーのような輩を周囲から排除する。あなたの娘にはそれが出来る？もし出来るなら、私金の靴をあげるハシバミさんになってもいいかも♡」

どうやら、もう1人の男は教会関係の男のようだった。

次の日の朝、アルナは目を覚まし着替えていた。それを見たカミラは、身回りのことはカミラがするからと言って慌てていた。

しかしアルナは、
「今は私がカミラ。あなたがアルナよ。」

そう言って、カミラを言い聞かせる。

～～美しいドレープのドレスよりも、長靴がいい。剣を取るための身軽な長衣がいい。この男装は、身を隠すためじゃない。ここで闘うためだ！

部屋から出ると、アデールが晩餐会で付けるアルナ用のサファイアのブローチが届いたと、話し掛けてくる。

そのブローチは、リズィーから譲り受ける予定だったものだった。

アルナは、ドレスも緑でそのサファイアのブローチは映えないからと言って、着けるのを断る。

その様子を見たアデールの兄、エドワードは

「良かったなアデール。取り寄せちまったものの、お前も本当はリズィー王妃のこと気にしてたんだろ。」

リズィーは慌てて、少し意地を張ったように

「気にしてないし！何言ってんの！？ワガママだし、教育もなく子どもっぽくて、頭もあんまりよろしくなくて、あーあと何かあった？」

するとアルナも続けて、

「ちょっと意地っ張りで・・・アデール、少しだけあなたに似ていましたね。」

アルナの言葉に、頬を赤め、むくれた表情で

「あっけなく殺されちゃうなんて、馬鹿よ・・・。みんな何事もなかったかのように振る舞って、なんかそうゆうの腹立つわ。私はリズィーのこと忘れない。」

アルナは嬉しそうに、「いいコ」と言い、アデールの額にキスをする。アデールは真っ赤になり、

「好き！結婚して！」と抱き着く。

そして兄も口を開き、

「この国の状態がよくねぇのは、もう気付いてるだろ？この国には金がない。長く続いている北の蛮族どもの反乱のせいで、王家の借金は膨らみ続けている。」

アルナ「そういう情報は早く教えてください！」

兄「自国の恥を外国人のあんたらに、ペラペラ話せねぇよ。顔に“さっさとB国に逃げ帰りたい”って顔に書いてあったし。」

アルナ「今は違う？」

兄「使えねぇ奴は相手にしねぇ。共に戦える友は大事にする。」

2人は、強い、いい表情をしていた。

ある時、アルナは第1王妃カザリンに散歩を提案していた。

「我が主アルナ様は、カザリン様を特別に敬っておられます。散策などをし、語らう機会頂けましたら、これほど光栄なことは・・・」

そう提案しながら、アルナはカザリンの部屋をしっかりチェックしていた。

～～やっぱり。他の王妃達とは別格の部屋

大国Sの王女であり、先代の王の正妃でもあったカザリンは特別

第2王妃アンが唯一おいそれと動かぬ相手！！

そう、カザリンの部屋は他の王妃の部屋と比べ物にならないくらい、豪華だったのだ。

「散策がお気に召しませんか？何かご提案頂けましたらすぐ・・・」

アルナがそう言いかけると、カザリンは

「提案？あるぞ。とっとと去ね！」

アルナはカザリンのその言葉に唖然とする。

カザリン「大方、アンの毒気にあてられ泣きついてきたのであろう。去ね！

アンの微笑みは優しかろう？美しさと力をこれ見よがしにひけらかす女達の中で控えめで、まるで谷間のユリのような・・・

ふふ・・・何がユリじゃ。男を掴み勝ち残るのは“優しい女”だからではない。“優しそうに見える女”だからだ。」

すると後ろから笑い声が。

振り返ると、あの男アーサーがいた。

「さすがカザリン！容赦な・・」

アーサーが言い終える前に、アルナはアーサーに蹴りをいれる。

「王妃様のお部屋に無断で侵入するなんて！」

2人ともビックリしていたが、アルナは構わずだった。

そしてアルナはアーサーを連れて、部屋を出る。

「男のお前が部屋にいるのはまずい。男絡みは、リズィーのようにあらぬ罪をきせかねられん。」

これ以上、リズィーのような犠牲者を出さないようにと考えてのことだった。

2人で話をしていると、ふとアーサーの瞳の色に見入ってしまうアルナ。

～～琥珀色？いえ、光を含んでもっと不思議な・・・

するといきなり、アーサーはアルナにキスをするのだった。

アーサーは唇を離しアルナのびっくりした顔を見て、

「ん？キスをねだったのじゃないか？物欲しそうな眼をしていたぞ。」

アルナはキレた顔付きで頭突きをくらわす。

アーサーは、どうしてそう血の気が多いのかと文句を言いながら、

「スミレ、ほどほどにな。命の危険を感じたら、さっさと逃げろ。それは恥ではない。

リズィーを助けてやれず、すまなかったな。」

そう言って、アルナの元を去っていった。

アルナは再度カザリンを訪れるが、カザリンはアルナの誘いには乗らないと、会うことを拒否されていた。

一緒にいたアデールは少し心配そうに、

「カザリン様やアルナ様がいくら王族でも、国内のアレコレを支配する力はアン達大貴族の方が強いわよ。」

するとアルナは、カザリンよりアンが強いのか問う。
しかしアデールは急いでアルナの口を塞ぎ、

「ばかっ！聞こえたらどうすんの！
母国のSも最近力落としてるし、王陛下よりお歳が上だし、処女じゃないし！！！カザリン様も余裕がないのよ！もっと気をつかいなさい！」

しかしその壁の向こうで、カザリンはバッチリとその会話が聞こえていた。

怖い顔で、

「岩壁は響くと、誰か外に出て教えてやれ。そして口の中に針を100本ほど放り込んでおけ。」

そう召使いに命令していた(笑)

ついに晩餐会、当日。

「王陛下のお成です。王妃様達はお1人ずつホールにお進み下さい。」

アルナの代わりを装っているカミラは、とっても不安そうな顔でブルブルと震えていた。

「カミラ、落ち着いて！あなたはこの場はただ微笑んでいれば大丈夫よ。」

カミラのおびえた様子を見たカザリンは、「金の靴より、木靴が似合う女ね。次死ぬとしたらアレだな。」そう思って見下した様子だった。

それはアンも同じだった。

「フンっ」とした顔でカミラ達を見下し、カザリンの後ろを歩く。

アンはカザリンの後ろを歩きながら、いずれはカザリンをも・・・と思っていた。

その時、カザリンは振り返ってアンを見て、こう言った。

「アン、退がれ。そこはお前の場所ではない。」

そして更に、

「そこの壁にへばりついているB国女、おまてがここに来い。おまえが私の次席であることを許す。」

そうカミラに向かって言う。

その瞬間、会場にいる者全員がザワつく。

・・・とすると、第2王妃はアルナ、第3王妃はアン・・・ということで、アンは降格したことになる。

「王陛下に訴えます！！恐れながら、カザリン様も私も王妃という意味では同格・・・勝手に順位を変えるなど・・」

逆上したアンはそう言うと、アルナも続けて

「別格ですよ。カザリン様にはその権限があるのです。カザリン様は5人の王妃の中で唯お一人の“正式な王妃様”」

そう言って、アンを抜かし歩いた。

～～王妃の座などどうでもいい。だがアン、お前には絶対座らせない。

するとついに、王が現れる。

その姿を見て、アルナは驚くのだった―――。

 

と、ここまでが『コールドゲーム』4話のネタバレです。

＞＞『コールドゲーム』5話のネタバレはコチラから

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コールドゲーム4話(2巻)｜感想

第１巻をすぐに読み終えたように、この第４話も夢中になり、あっという間に読み終わってしまいました！

まさに外国版の大奥のような話ですね(＞＜)女の戦いがすごい！！！

私は個人的にアーサーのことが気になっています。

彼はまだどんな人物なのか・・・どんな経験や過去があったのか、少し闇深いところがありますよね。

コールドゲーム｜2巻4話まとめ

今回は『コールドゲーム』2巻4話のネタバレや感想、そして『コールドゲーム』や『ベツコミ』を無料で読める方法についてまとめました。

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当”漫画女子サークル”では今後も最新話や気になる漫画のネタバレを追っていきます。