この記事では田村由美先生の漫画『ミステリと言う勿れ』8巻の25話(エピソード11)のネタバレと感想、そして漫画を無料で読める方法についてまとめています。
オニバス美術館にやってきたライカと整。
そこに現れた黒づくめの男たちは、親方の下の句を探しているという。
“満月の夜 頭を垂れて 星降る夜”その意味を推理する整は、意外な真実に辿り着き__?!
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目次
ミステリと言う勿れ|8巻25話(エピソード11)のネタバレ〈星降る舌八丁〉
久能整(くのうととのう)はライカを連れ、オニバスと呼ばれる大鬼蓮美術館へやって来た。
病院から1番近いこの美術館はこじんまりとしているものの、ロビーの日時計や人が少ないところが整のお気に入りだ。
整はたわいのない話やいつも通りのうんちくをライカへ伝えていたが…
ここは美術館。
来館客に睨まれてしまい、整は青ざめる。
いつもは一人でいるからこそ、ライカと来たことでおしゃべりになってしまったようだ。
ライカはあまり細かいことは気にしていない様子で、以前整にもらったアンリ・ルソーの絵があるかと尋ねた。
いつもあるとは限らないと整が話していると…
「ありますよ。B7-89がそうです。」
優しく教えてくれたのは去年引退したという元学芸員のおじさん。
今は月に1〜2回、額縁の埃を払いにきてるのだとか。
たわいもない会話を交わしたおじさんは去り際に、猫を見つけたら教えて欲しいと伝える。
どこからか入り込んでいるらしいが…。
そんなこんなでおじさんと別れ、整はライカをテレビ前のソファーで待機させ、御手洗へと向かった。
今日はいつもより人が少ないこと、ガロと来ても楽しそうだと思ったこと、案外人と来るのも悪くないということをぼーっと考えながら御手洗から出ると、黒づくめの男達が来館客に絡んでいるところに遭遇した。
「”満月に頭を垂れて星降る夜”この続きを知ってるか?」そう問う男達は、相手が知らないと答えるとスタンガンを当てる。
そしてどこかの部屋に相手を運ぶが、どうやらもう何人も被害にあっているようだ。
整は息を殺しながらライカの元へ戻り、なんだかまずそうだと伝え帰ることを提案。
道理で人が少ないはずだ…と思いながら急いだが、2人の前にはリーダー格の男、Aが立ち塞がる。
「”満月の夜頭を垂れて星降る夜”続きを知ってるか?知ってたら教えて欲しいんだけど、知らないかな?」
整はしばらく無言でいたが、
「なんで僕が知ってると思うんですか」と意味ありげな返答をする。
イエスかノーかで答えろという男に対し、そんな単純な話ではないとご存知なのではと返す整。
ライカは男に話をふられると、「60-6-38〜7-1」と返した。
これは整にだけ伝わったが、『まぬけ』という意味だ!男は2人が何かを知っているようだと判断し、その場を離れる。
整はその隙にライカと同じように数字を使い、『知っている振りをして』と伝えた。
男達に集められた『知っていそうな人物』は、整とライカ、そして先程の猫の話をしたおじさんだった。
男達は改めて、あの言葉の意味を尋ねる。
知りたいのはあれに続く下の句、そしてその意味らしい。
もし誰も知らなければ、全員閉じ込めて塩素ガスの刑にすると言っている。
整は少し考えたが、連想されるゴッホの作品とは関係ないようだと判断。
一方ライカは顔色ひとつ変えずに男達を挑発した。
怒りに任せライカを殴ったのはCと呼ばれる男。
仲間達はCは短気で仲間思いであること、怒らせたら何をするか分からないから気をつけろと言う。それに対し、ライカは至って冷静だった。
「かわいそうだな。そんな野犬のような扱いをされてるのか。されてきたのか。されたように育つからな。」
まるで相手の心に土足で踏み入ったようなライカに男が声を荒らげようとしたところ、整は挙手。
整は、男達が本物ではないかもしれないとライカに伝えたのだ。
情報を欲しがる割に誰が持っているのかも知らず、内容も意味も知らない。
どこの誰だか分からない人達にこちらの手札は見せられないと言い切ったのだ!
その言葉に逆上したCはライカに刃物を突きつけ人質としたが、整の反応はあまりにも期待と違うものだった。
「僕、常々疑問に思っていることがあって…」
そう話し出した整はもう止まらない。
ドラマとかでよくあるこのシーンを、不思議に思うのだと言う。
犯人たちは家族愛や絆を信じているのだろう…
人質が見捨てられるとは微塵も思っていないその行動は、大事な人を守ろうとする行動を信じていることがあらわれていると話した。
「Cさん、あなたにも大事な人がいるような人なんですね。」
整の言葉に呆気に取られる中、ライカはCの腕を掴んだ。
痛みは感じないから好きにすればいいが、殺されるのは困る…と言いながら好きにしろとCの腕を振り回す。
その様子に「危ない」と声を漏らしたAは、仲間の男達を連れひそひそと話し合いを始め、事情を整達に話すことに決めたようだ。
本来であればここには親方が来るはずで、誰かと落ち合って何かをするはずだった。
しかし、親方は倒れて意識不明。
分かっているのはこの上の句と、今日会うはずの相手が下の句を持っているということ。
親方は歌を詠むのが趣味で、この歌に仕事のヒントが隠されていると考えている…
男達は親方がするはずだった重要な仕事を知りたがっているのだ。
親方の代わりに仕事をしに来たという男達は、人を殺すことも厭わないと本気の様子を見せた。
しかしまだ信用出来ないという整と、満月の絵ならここに8つあると伝えるライカ。
まずは自分たちで探せとライカが言うと、男達は一斉に館内へと散らばるのだった。
整はAに許可をとると、少し離れたソファーで3人で会議を始める。
黒松(くろまつ)という元学芸員のおじさんが、黒づくめの男たちの話に驚いていたのを見逃さなかった整はストレートに尋ねた。
黒松は出社してこなかった同僚の代理だといい、そいつは自宅で死んでいたらしいと話す。
そいつは短歌を作るのが趣味であったから、親方とはそいつなのではと言うのが黒松の推測だ。
しかしそうであれば、下の句は永遠に分からない。
むやみに人を殺す男達では無いと思うが、塩素ガスを持っていることから警戒は必須。
推理を始める3人は、黒松からの情報を元に頭を捻っていた。
すると、Bが慌てた様子でAを呼びに来る。どうやら目安がついたらしく、『月光』の絵、その上のターナー、そしてそのターナーに挟まれた数字が書かれている紙について話す。
しかし年号のようなその数字は多すぎてなんの見当もつかないのだ。
そんな中、黒猫のミケが黒松の元へやってきた。
一向に進まない状況に痺れを切らしたAは、声を荒らげる。
「親方は一体何を盗みに来たんだ!」
親方は小悪党だが、普通こんなにでかい仕事はしない。
何が理由なのか、何を盗みたいのか。
寄生虫によって倒れた親方は、誰かに薬でも盛られたのではないか。
親方は行き場のない男達を拾ってくれた人で、盗みをするのも男達を育てるためだと言う。
男達には真面目に生きてという親方は、いい人なんだとか。みんな親に放棄されたと話すBはライカをターゲットにした。
女は良いよな…と。
もちろんそれに痛いところをついて返答するライカと言い合いになるB。
男と女についてうんちくを語り出す整と、スパイ容疑をかけられたE。
事態が慌ただしくなってきたところで、整は最終推理に入る時間をもらうことにした。
さっき見つかった数字は19が3つ、他にも見つかった数字を考えながら、整は美術館を練り歩く。
位置や年号、ルソーの絵、バスティーユ襲撃…?そして整はついに答えにたどり着いた。
そしてAに全員を助けるという交換条件を提示して飲ませ、推理の結果を伝える。
さっき見つかった数字は年号、それに繋がるは東京駅で襲撃された2人の総理大臣、その位置は今も駅の床のタイルに印されている。
つまり見るべきは床。ホールの日時計に立ち、天井の半透明の円を満月として、頭を垂れる。
モザイクタイル、ゴッホの絵…『星降る夜』には北斗七星がある。
床の北斗七星の端は9にかかり、ミケランジェロのイチジクの絵の下にはミケという黒猫が休む定位置。
好奇心は猫をも殺すという言葉からこのイチジクはフェイク。
もうひとつのイチジクの絵はルイスメレンデスのキリストの再臨を表した静止画で、その近くにはレンブラントのエマオのキリストが…あるはずだった。
ミケについていき地下の扉をあけると、そこにはレンブラントのエマオのキリストが2枚。
本物であればかなりの値打ちだ。
しかし本物はルーブル展にあるはず…まさか?!
男達はレンブラントを2枚とも持ち、慌ててその場をあとにしようとする。
その後ろ姿に、またしてもライカは数字を使って呟いた。『愚か者』と。
整はライカの言葉を受け、男たちを引き止める。
きちんと理由づけをし、2枚とも偽物である可能性を伝えたのだ。
自信をカメラと称すライカは先程テレビで本物を見たと言い、目の前にあるそれは本物と全く違うと話した。
つまりこれは2枚とも偽物である。
「ですよね、黒松さん。」
整は気づいていたのだ。
親方と会うはずの相手は黒松であると。
これまでの黒松の言動や行動から推理した整に、黒松は驚きながらもそれを認めた。
短歌の会で親しくしていた親方は、引き取った子供たちのために足を洗いたい、同じことをさせたくないと言っていた。
山でも買ってひっそりと暮らしたい、しかしそれには金がいる。そのために今日のこの仕事が最後の大仕事だったのだ。
下の句は『”魂と果実ルーブルの夜景”』という、謎掛けのような歌だ。親方は子供たちが協力して解くだろうと期待し、ここに来て一緒にクイズのように出したいと言っていたという。
そして黒松は親方が倒れた理由をナメクジのせいだと伝えた。
親方は酔うとつまみに庭のナメクジを食べていたらしい…。
予想外の答えにAも整もこれまで1度もした事の無い様な驚きの顔を見せた。
すごい覚悟できたのに…とがっくりするAをよそに、整はこれまでのすり替えの話を黒松にしていた。
その話に男達も耳を傾け、しまいには黒松をみんなで勇気づける。
それにしても…何故こんなに暗い絵を?と尋ねるCに、黒松は優しく答えた。
「再生を表してる絵だからですよ。君らの親方はみんなで再生したかったんですよ。」
そして男達はバタバタと和やかな雰囲気で去り、整もライカの病院に戻る時間を大幅にすぎているため慌ただしくその場をあとにした。
1人残された黒松はミケを抱きしめ、「やらなくてよかった」と大粒の涙を流ししゃがみこむのだった。
後日、またしても青砥(あおと)にがっつり聴取された整は雪景色の中を歩いていた。
すると…車椅子に乗ったライカが女性と散歩しているところに遭遇したのだ。
しかし、その人物はライカではなく『千夜子(ちやこ)さん』と呼ばれている。
「僕、千夜子さんのお姉さんの…」と整が声をかけると、女性はこの子に姉はいないと言ってさっさと病院へ戻ってしまった。
そんなことがあったと、ライカと足湯に浸かりながら話す整。
ライカは整に衝撃の事実を伝えた。「この世には千夜子しかいない。以前は多重人格と呼ばれていた病気だ。わたしはその千夜子の後からできた人格のひとりだよ。」
千夜子の父親はクズで、母親は怯えて見ないふりをしていた。
父親が唯一可愛がったのは1台のライカのカメラ。
この病気になる人間の多くは性的虐待を受けており、耐えきれなくなった千夜子は代わりの人格を作り出したのだ。
直ぐに死のうとする千夜子を眠らせみんなで押さえつけ、代わりの人格が出てくる。
しかし良い里親に出会えた今、人格は統合されて今は千夜子とライカだけなのである。
春にはライカも統合され、いなくなることが決まっている。
「わたしもレプリカのようなものだ。それまでまた、遊びに行こう。」
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ミステリと言う勿れ|8巻25話エピソード11の感想まとめ
今回は『ミステリと言う勿れ』25話のネタバレや感想、そして『ミステリと言う勿れ』をお得に読める方法についてまとめました。
今回も読み応えばっちりで、読了後は「うおー!!」と興奮と達成感が入りまじるような、感慨深い作品です。
ネタバレに全て書いてしまうと読み切れなくなってしまうので、かなり省略してしまいましたが…
もうこれはぜひ絵で読んでいただきたい!!
絵で読んでこそ、いや、絵で読まなければならない作品です!
この作品は今回のお話だけではなく、常に『空気感』を大切にしている作品です。
セリフのないコマが作り出す臨場感溢れる空気は『ミステリと言う勿れ』でしか味わえない唯一無二のものといっても過言ではありません。
さて、お伝えしたい感想やおすすめポイントはありすぎて全てを書ききることはできないのですが…。
やはり印象深いものは、親方の子供たち。
どこか憎めない彼らは整達とのやり取りの中でも、純粋さが際立っています。
純粋でいい子たちだからこそ、儚く脆く弱い。
そんな隠しメッセージがあるのかないのかは分かりませんが、作中では
『男と女の扱いと歴史』
『黒松の引きこもりの孫』
『されたように育つ』
という点について触れられています。
今回のテーマは『社会と個人』についてでしょうか?
自分の在り方、他人の在り方、社会での在り方…様々な角度から深く考えざるを得ないお話でした。
このように読者の私たちに訴えかけるような力強いメッセージと共に、登場人物たちのストーリーも程よい強さで進んでいきます。
暗い過去を持つ整が唯一と言っていいほど心を許した女性、ライカの驚きの真実。
一見重たいように感じるメッセージの量や強さですが、整の不思議なオーラ、そして登場人物達の豊かなキャラクターや特徴のある空気感によって、読みやすさも格別なものとなっていますよ!
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