ミステリと言う勿れ｜ネタバレ2巻5話エピソード4-1ガロの思惑に巻き込まれる久能

人気少女漫画『ミステリと言う勿れ』がとっても面白く、2巻5話にあたるエピソード4-1のネタバレや感想、そして無料で読める方法などお伝えしたく…今回は『ミステリと言う勿れ』2巻5話(エピソード4-1)のネタバレと感想、そして無料で読めるお得な方法をお伝えします！

 

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この方だから外れはしないだろうとタカをくくってたけどね、その上をいきました。面白いです。まだ2つほどしかエピソードがないけどアームチェアディテクティブ物っぽい…？いやワンシチュエーションミステリって感じかな？ pic.twitter.com/E7datSJopO

— ウミウシ天津 (@narinari4626) 2018年1月24日

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ミステリと言う勿れ前回までのあらすじ(4話)

大学生の久能（くのう）は見たい展示会があるため、新幹線で広島に向かいます。

偶然隣の席になった女性が車内で手紙を読んでおり、そこに隠されたメッセージに気付くのでした。

生い立ちに関する謎は解けたものの、彼女がきっと一生知ることのない真実に、久能はそっと蓋をするのでした。

 

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ミステリと言う勿れ｜ネタバレ2巻5話(エピソード4-1)

久能は広島に着き、美術館にて念願の展示会を堪能することができました。
美術館を出て路面電車に乗ります。
車内で乗り換え券を購入し、久能は原爆ドームを訪れます。
慰霊碑に手を合わせ、公園でジュースを飲んでいると、若い男性たちの怒鳴り声が聞こえます。
高校生くらいのショートヘア―の女の子が不良に絡まれていました。

女の子は久能に助けを求めますが、久能はあっさり断ります。
「これお芝居でしょ？」
彼女は新幹線で久能の後ろの席に座っており、美術館や電車の中でもずっと傍にいたのです。
つまり、久能の後を付けていたのです。

不良たちは彼女に雇われただけだと観念し、その場を立ち去ろうとしますが、久能に引き留められます。
久能は一部始終を近くで見ていた幼女の傍に行き、「怖かったよね、ごめん」と声を掛けます。
今のはお芝居だからと言い、不良たちもわざとふざけてみせます。
久能は改めて「怖くないよ」と言い、売店の風船をプレゼントするのでした。

久能は、ショートヘア―の彼女に向かって、子供は乾く前のセメントみたいなものなのだと言います。
落としたものの形がそのまま跡になって残るのだと。
例え嘘でも、恐怖を与えたままでは良くないのです。

彼女は久能を尾行していたことを認めます。
新幹線で背もたれを倒す時にわざわざ後ろの席の人に断るのが珍しいと思ったのだと言います。
隣の女性と何やら重たい話をしていたのも聞いており、わざわざ口を出すような人なんだと思ったと。
そして、あの絵手紙に“ふたりでころした”と描かれてあることについては見逃した。
そこで急きょ不良を雇って芝居をし、久能を試したのだと言うのです。

「まあ合格。ガロちゃんの代わりにはならないけど」
ガロちゃんという言葉に久能は反応します。
彼女はスマホのメール画面を見せます。
そこには、自分の代わりに久能のことを推薦する旨が書かれていました。

彼女は、本当はガロに手伝って貰う予定だったが、行方をくらましてしまったからだと言います。
それは自分1人では無理なことだから、全て放棄しようとも考えたが、
久能が代わりに力になってくれるのだったら、戦ってみようという気になったと。

ショートヘア―の彼女は、改めて久能に向き合います。
「だから久能整くん、バイトしませんか。命とお金がかかってる。私、殺されるかもしれない」
久能は唖然とし、話が見えないにも程があると言います。

すると彼女は近くのドーナツ屋に久能を連れて行きます。
彼女は高校1年生で、名前は狩集汐路（かりあつまり しおじ）だと名乗ります。
我路（ガロ）と同じ“路”という漢字が入っていることに気付いた久能は、親御さんの強い思いを感じると言います。

すると汐路は、久能に広島の人なのかと尋ねます。
久能が理由を聞くと、駅に着いてから一度も迷うことなく美術館にたどり着いたからだと言います。
電車を乗り換る際もすいすい行動していたのです。
久能は少し間を置いてから、何度か来たことがあるのだと言います。

「それより」と話題を逸らし、ガロと連絡を取れるのかと聞きますが、汐路は首を横に振ります。
きっと外国にいるし、警察なんかには知らせないと。

すると入店してきた若い男性2人が「久しぶりだね」と汐路に声をかけてきます。
両者とも汐路のいとこなのだそうです。
茶髪の男性は久能を指差し、これが以前話していた超絶美形の彼なのかと大笑いします。
頭がブロッコリーやカリフラワーみたいだと言うのです。
眼鏡をかけた男性が「失礼だろ」と彼をなだめてから、先にホテルに行っていると汐路に言い、店を立ち去ります。

見知らぬ人に嘲笑されたと青ざめる久能。
汐路はブロッコリーは栄養があるのにねと呟き、立ち上がります。
そして、久能にマフラーをしっかり巻くのは怖くないのかと尋ねます。
どこかに引っ掛かってしまったら首が締まるからです。
久能が黙っていると、汐路は「近いから走ってくよ！」と急に走り出します。
これから祖父の遺言書が公開されるのだと言うのでした。

サンロイヤルホテルに着きました。
部屋に入ると、汐路の母を含めた親戚一同がずらりと並んでます。

全員揃ったので回が始まりました。
仕切るのは、狩集家の顧問弁護士である車坂（くるまざか）です。
横には顧問税理士の真壁（まかべ）もいます。
先月亡くなった、汐路の祖父、幸長（ゆきなが）の遺言書を開示すると話します。
久能が自分がここにいていいのかと問いますが、汐路はガロの代理だから構わないと言います。

車坂が遺言書を読み上げます。
それは、狩集家が有する一切の財産を、ただ1人の相続人に相続させるというものでした。
4人いた実の子供は既に亡くなっているため、孫世代の4人の中から選ぶと言います。

孫の名が順に読み上げられます。
1人目は、ドーナツ屋で久能を笑った茶髪の男性で、名前は波々壁 新音（ははかべ ねお）。
2人目は、新音と一緒にいた眼鏡の男性で、名前は狩集 理紀之助（りきのすけ）。
3人目は、子供を抱っこしてるセミロングの女性で、名前は赤峰 ゆら（あかみね ゆら）。
そして4人目は、汐路です。

車坂は引き続き遺言書を読み上げます。
かねてから指示しておいた通り、遺言開示日にはそれぞれの伴侶を同席させるいるはずだと。
それが叶わなかった者は立ち去れ、生涯の伴侶すら決められぬ者には用がないと言います。

そして、孫たちには一つずつ蔵を与えると書かれています。
新音には“忠敬の蔵”、理紀之助には“明聡の蔵”、ゆらには“温恭の蔵”、汐路には“問難の蔵”です。
すべきことは、それぞれの蔵において、あるべきものをあるべき所へ、過不足なくせよ。
背の成果を見て、遺言執行人である車坂と真壁が協議して、1人を選ぶようにというものでした。
もちろん選ばれなかった3名にも遺留分は用意してあると言います。
万が一亡くなってしまった場合も、妹や娘に配分がいくようにと。
久能は考え込み、「足りない…」と呟くのでした。

遺言書が全て読み上げられ、それぞれの親たちが心配し始めます。
無理しなくてもいいのだと言いますが、孫は大丈夫だと口を揃えます。

同席している新音の妹が、「やっぱり誰か死ぬのかな」と言います。
首を傾げる久能に、汐路は狩集家の遺産相続ではいつも死人が出るのだと話します。
遺産相続で毎回のようにお題が出されて争うようにしてあるのです。
犬神家の一族のようだと久能は青ざめますが、車坂は慌てて否定します。
確かに毎度誰かが亡くなるのだが、事故や病気など死因ははっきりしているのです。

しかし汐路は、「警察はいつも調べないもんね」と言います。
自分の父親も事故で亡くなったのです。
そして、以前ガロが“君の一族には闇がある”と面白がっていたと話します。
“君を守りながら覗き込んでみようか”と。

車坂と真壁は蔵の鍵を孫に配り、退室します。
久能は時計を見て、新幹線がなくなるからそろそろ帰ると言います。
汐路がチケットはもう買っているのかと尋ねると、久能ははっと気付きます。

先日大学で、広島行きの新幹線のチケットが余ってると声をかけられたのです。
見知らぬ人から急きょ安く買ったのでした。
それが、久能をここに来させるための策略だったのか。
先日ガロが、展示会が広島であると教えてくれたのも同様なのかもしれません。

汐路は「だから、今日帰らずにバイトしない？」と言います。
ボディガード兼蔵の謎解き要員として。
久能は遺産が欲しいのかと汐路に尋ねます。
汐路は、自分1人ならいらないが、母にあげたいのだと答えます。
父が亡くなったことで、配偶者の母には何の権利も与えられず、嫁としてこき使われているのに1円も入らないのです。

「母のために私は勝ちたい」
汐路の言葉に、久能は「犬神家にならないために、まずは相続人の皆さんで話し合いませんか」と言うのでした。

 

と、ここまでが『ミステリと言う勿れ』5話エピソード4-1のネタバレです。

＞＞『ミステリと言う勿れ』3巻収録の6話エピソード4-2のネタバレはコチラから

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