この記事では田村由美先生の漫画『ミステリと言う勿れ』8巻の26話(エピソード12)のネタバレと感想、そして漫画を無料で読める方法についてまとめています。
オニバス美術館を訪れた整とライカは、親方の代わりに仕事をしに来たという男達に囲まれる。元学芸員の黒松は何かを知っているようだが…?
数字や絵を巧みに推理し、見事推理を的中させた整と、それをサポートしたライカ。
一見落着と思いきや、明らかになったライカの真実に整は驚きを隠せず__?!
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目次
ミステリと言う勿れ|8巻26話(エピソード12)のネタバレ〈耳寄りなな話〉
今日は月に一度のフルーツサンドを食べる日。
整(ととのう)はフルーツパーラーの店に並んでいた。
今日も3時にはライカに会う予定だが、整の前にはおよそ12人が並んでいる…
何とか2時までに入りたいところだが…。
ライカの話について考えていると、店内からは様々な会話が聞こえてきた。
短期留学でドイツへ行っていたという男は、皿洗いの文化の違いに驚いたという。
向こうはシンクに水をためて洗剤を入れ、泡をつけたまま水で流すことなく皿を拭くらしい。
水が高くて意識も高いドイツは節水の概念がすごいのだ。
男はそれに感動し、日本に戻った今も同じようにしていると言うが…
あちらは環境先進国であり、日本とは洗剤の成分も水道水も違うだろう。
一概に同じが良いとは言えない…しかし興味を持った整は、今度海外の水事情を調べてみようと携帯にメモをした。
水といえば…と、水の中でガラスをハサミで切る事ができるとか、手首につける救命具が開発されたとか…ということを連想した整。
整の頭の中は雑学でいっぱいだ!
次に聞こえてきたのは「サラダなんかいらないよ」という、彼女に野菜を勧められた彼氏の声だった。
一日の摂取量がテレビでも推奨されているが、過去に人類が1度も食べたことがないような量が推奨されているのは何故だろうか…?
そして次に聞こえてきたのは、「仕事と俺どっちが大事なんだ」という男性2人組の会話。
これには整も、横にいた男性も声の主の方を振り返ってしまった。
まさか現実でこんなセリフを聞くとは…。
整は、仕事と相手という2択ではなく、本当は3択なのではないかと考えていた。
相手と、仕事と、自分の時間。
男女関係なく、何かから解放された『自分だけの時間』が絶対に必要ということだ。
次に聞こえてきた会話が1番整の頭を回転させたのではないだろうか。
「また突き落とされたんだってね。」
わざと痴漢冤罪を起こした女が何者かによって階段などから突き落とされる事件がこれで2件目だという。
やはり犯人は冤罪にされた男だろう…とその男女4人のグループの結論が出たところで、整は14時20分を表示する携帯を見て慌てる。
隣の男性に、自分は諦めるから席を詰めるようにと伝え、整はフルーツサンドを諦めて席を立った。
そして男女グループの席に近づくと…
「あの、さっき話されてた事件のことですけど、犯人は女性だと思います。」
整はそう告げると、そそくさと店を後にした。
会話を聞かれていたことに悲鳴をあげる派手な女と対照的に、横にいた大人しそうな女性はあわてて整を追いかけ、何故そう思うのかと尋ねた。
普通なら痴漢の犯人にでっちあげられた男性の仕業だと思うだろうと言う女性に、整は静かに話す。
確かにそうとも考えられるが、冤罪事件が起きた時、最も迷惑を被って最も傷つくのは、日常で痴漢にあってる女性たちだと思うからです…と。
もちろん女性に限らないが、この事件はそうだと思うと断言する整。
近頃は痴漢といえば冤罪という言葉が浮かぶようになっている。
男性の声の方が大きいということもあるだろうが、冤罪の可能性ばかりが論じられる現状では、まるで痴漢事件の1番の被害が冤罪が起きることと決められているようにも感じるのだ。
しかし実際はそうではなく、被害者がいることが一番の問題である。
冤罪の声が大きくなることで、被害者は声を上げづらくなる。
勇気を出しても、冤罪を作る気かと問題をすり替えられる。
それはとても苦しいことだろう…と整は女性に告げた。
話を聞いた女性は目に涙をため、整は犯人に心当たりがあるんですねと優しく声をかける。
もしお知り合いが大隣署に行くのであれば、風呂光(ふろみつ)という優しい女性刑事に話すといい…と告げ、整は静かに店をあとにした。
女性は追いかけてきた友人に泣きながら、大隣署まで付き合って欲しいと頼むのだった。
いつも通りの場所へ整が向かうと、ライカが待っているのが見えた。真実を話したことでもう来ないかとライカは思っていたらしいが、整はマイナスなイメージは持っていないようだ。
ライカは美術館の後、病院内にシャガールなどの絵があちこちにある事に気がついたらしい。
「知らないものは見えないんだな。」というライカの話に、整もフルーツサンドが見えたことでハマったと熱心に話した。
少しの沈黙の後、整は静かにあるニュースについて話し出した。
何年か前アメリカで、長い間拉致されていた女性が助け出されたというニュースだ。
その被害者のひとりが自宅に帰る様子の映像では、近所の人や友人達が列を作って拍手で迎えており、本人はガッツポーズで家に入っていったという。
日本ではありえないようなその光景に、整は大変驚いたのだ。
あちらでは彼女たちは、
『生き抜いた人』
『あなたは生きることで犯人に勝ったのだ』
と賞賛されるという。
なんでも勝ち負けで表すのはどうかと思うが、『被害者』ではなく『サバイバー』であるという考えが良いと整は語る。
「ライカさん。あなたはレプリカじゃない。あなたと千夜子(ちやこ)さんは、力を合わせて生き抜いたんです。」
その言葉にライカは綺麗な顔を見せて振り返り、拍手はいらないと言った。
実際、その後彼女たちがどうなったかは整も分からない。
ライカは静かに整に問いかけた。
「整くんはどうだった。誰か生き抜けなかったのか。」
その言葉に整は自分の過去を少しずつ話し出す。
父親の母にあたる、所謂祖母が常軌を逸しており母を精神的にも物理的にもサンドバッグにしたこと、父親はそんな祖母の味方で普段は家におらず、瞬間湯沸かし器であり言葉が通じない人であったこと。
母はいつも『ごめんね』と言っており、感情が平坦になって整を可愛がりたくとも何も感じられないと言っていたこと。
母は自殺とされているが、誰かに殺されたと自分は思っていることを伝えた。
そんな整にライカは今まで以上に整った顔を見せ、静かに優しく語りかける。
「整くん。整くんの痛みも、代わってあげられたらよかったな。」
風に吹かれてなびく綺麗な髪が、より一層ライカの美しさを際立てる。
そんな眩しさからか、流れそうになった涙を隠すためか、はたまたその両方か、整は静かに目を逸らし俯いた。
そんなことよりきになっているのは…と、整はライカに自分の考えを告げた。
自分がこうしてライカといることが千夜子さんの治療の妨げになっているのではないかという心配だ。
しかしライカにもそれは分からないという。
医師も手探り状態なのだとか。
「まあ、大丈夫だろ。わたしが整くんと話していて楽しいから消えるのをやめる…なんてことにはならない。消える時に消える、そういうものらしい。今まで通りに普通にしててくれ、整くんがよかったら。」
そんなライカの頼みに、整は悩むことなくわかりましたと告げる。
寒空の下フルーツサンドを食べに行こうと誘いながら、ライカはその誘いを流しとりあえずは足湯へと向かうのだった。
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ミステリと言う勿れ|8巻26話エピソード12の感想まとめ
今回は『ミステリと言う勿れ』26話のネタバレや感想、そして『ミステリと言う勿れ』をお得に読める方法についてまとめました。
今回はほのぼのとした日常に、いかに多くの気づきが隠れているのかということが強く印象に残るお話でした。
みなさんもカフェやスーパー、デパートや駅など、人が多く集まるところに足を運びますよね。
そこで聞こえてくる様々な会話。
聞き耳を立てるのは良いことではありませんが、自ずと耳に入ってきてしまう会話もありませんか?会話の数、人の数だけ考え方があり、同じ考え方だとしても話す時間が違えば選ぶ言葉も変わってくるかもしれません。
ドイツ留学で皿洗いの気づきを得た男性の会話から、整は世界の水事情を知ろうというきっかけを得ました。
女性の痴漢冤罪の会話からは改めて痴漢事件や冤罪事件について考える時間を得ましたし、彼女が犯人だと知った上で、傷つけることなく正しい道へと導くことが出来ました。
もちろんそれは整にしかできないことかもしれません。
でも、そんな整の姿に勇気を貰うことができますよ。
私も目を逸らしていた嫌なことや、普段何気なくしている行動に、今一度目を向けてみたいと思います。
そして今回のポイントは『リア充』という言葉。
整は友人が多くなく、エピソード11でも自らを『ぼっちえのき』と言うシーンがあります。
初登場のシーンでも1人でカレーを作っていて青砥に変に思われていましたよね!
そんな彼は、フルーツパーラーで「仕事と俺どっちが大事なの」という言葉を聞いています。
そして周りの客もそれを聞いて、「リア充だなぁいいなぁ」と反応していました。
そんな客に対して整は、こういう店に誰かと来たり、学校でも仕事でもバイトでも、現実が充実していればリア充だと考えています。
そして、整は今回のお話のラストでライカをフルーツパーラーに誘っているんです!
ライカと整は恋人関係ではありませんが、お互い心を許し合っている数少ない大切な存在であることは間違いありません。
ライカと出会い、美術館へ行き、フルーツサンドの話をライカにし、一緒に行こうと誘う。
整も暗い過去を持っていますが、きっと現在は『リア充』なんですよね。
でも現実は上手くいかないことの方が多い儚いもの。
だからこそ一瞬一瞬の喜びが輝くもの。ここまでのお話によると、ライカはいつか消えてしまいます。
そんな確約されない未来だからこそ、得ることが出来る喜びや悲しみがある。
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