空挺ドラゴンズ｜ネタバレ3巻14話!疲れ果てたタキタの前に現れたのは…!?

空挺ドラゴンズ｜ネタバレ3巻14話!
この記事では桑原太矩先生の『空挺ドラゴンズ』3巻に収録されている14話のネタバレ、そして漫画をお得に読める方法についてまとめています。

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龍捕りには船が要る。今回はクィン・ザザ号を支える技師たちのお話。激しい捕龍の裏で、機関室でも戦いが起きてるんですね～。

タキタたちの恋バナも必見！

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— 『はねバド！』担当たかはし (@hanebad_gafter) 2019年6月6日

捕った龍を解体するも、経験も少なく、道具も揃っていないため苦戦するタキタ。

不思議な生き物もタキタに懐いたようで、タキタの心配をするのでした。

ウサ美

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空挺ドラゴンズ｜前回までのあらすじ(13話)

小型龍の大群を見つけたクィン・ザザ号、久々の獲物を捕らえようと、手投銛を投げつけ、一匹の龍に刺さり、ロープの引き合いになります。

しかし、ロープが緩んだ一瞬の隙に、タキタに突撃され、龍と一緒に船から落ちてしまうタキタですが…。

足に大きな裂傷を負いながらも一命を取り留めたタキタ、一緒に落ちた龍を見つけ、トドメを刺します。

そこで不思議な生き物と出会うのでした。

 

と、ここまでが『空挺ドラゴンズ』13話のあらすじです。

＞＞『空挺ドラゴンズ』13話のもっと詳しいネタバレはコチラから

空挺ドラゴンズ｜ネタバレ3巻14話Flight.14「小さい龍と龍脳の猟師鍋」

捕った龍の解体をするタキタですが、経験も少ない上、満足に道具も揃っていないため、かなり苦戦しています。

懐いた謎の不思議な生き物にもどこかへ行くよう促しますが、どうもタキタから離れる様子はなさそうです。

 

左太ももの傷も塞がっておらず、包帯に血が滲んできて、心が折れそうになってしまうタキタ。

不思議な生き物はそんなタキタに寄り添います、タキタはその不思議な生き物の頭を撫でて、そのまま座り込んでしまいました。

 

気が付けば日は落ちており、どうやらうたた寝してしまっていたようです。

不思議な生き物が見当たらず、心配になったタキタは傷ついた左足を引きずりながら、その子を探しに出かけます。

大分進んだ先で、「ピィ」という鳴き声が聞こえ、怯えた表情と声でタキタに飛びついてきました。

「もう…、勝手にフラフラしちゃダメでしょっ」

と言い終わるのと同時に、その子の視線の先にはピューマのような獣がこちらを睨んでいます。

 

怯えながらも臨戦態勢を取るタキタ、獣の眼にも殺気がこもり、唸り声をあげ、構えますが、何かの気配を感じ、臨戦態勢を解きます。

そして駆け寄っていった先には、何やらもじゃもじゃの服を着た人間がいました。

「その浮いてる小さいのはもしかして、龍？」

と尋ねてくるその人間。

「な、なっ…、何者ですか…！！」

と狼狽するタキタに、それはこっちの台詞と言いながら、自己紹介を始めます。

「猟師(マタギ)のアスケラ…、ここいらはアタシの狩り場だ、この子はサコ」

「アンタどこから来たのさ？」

と顔を覆っていた帽子のような覆面のようなものを取り、顔を見せるのでした。

「女のヒトだったんだ」と驚くタキタに、「声聞けばわかるっしょ」と呆れるアスケラ。

タキタは龍と一緒に捕龍船から落ちたことを伝えると、空から落ちて生きてたことに、とんだ強運だとびっくりされるのでした。

「それじゃアンタ、龍捕りってわけか」

その言葉で思い出したかのように、タキタはアスケラからナイフを借り、龍の下へ戻り解体を再開するのでした。

龍を解体する二人、サコはやはりネコ科の動物なのか、飛び回る不思議な生き物が気になって、手を伸ばしてじゃれ合っています。

その不思議な生き物はやはり、龍の子供でした。

その龍の子が羽もないのにどうして飛べるのか疑問に思うアスケラ、それに答えるように、タキタは内臓の一部を取り出し、

「震臓で飛ぶんです」

と、見せるのでした、龍はみんなこの震臓(しんぞう)を持っており、これで飛ぶんだそうです。

それを説明しながらも、息が荒く、顔も赤いタキタ、アスケラが異変を感じ声をかけると、そのまま倒れて気を失ってしまいました。

どうやら高熱を出しているようで、抱え起こして介抱をするのでした。

一方クィン・ザザ号は船を止め、オートジャイロでタキタの捜索をしています。

見つけることはできず、日が沈んでからも夜目が利くと言って探そうとするジローに、お前まで遭難させるわけにはいかないと止めるギブス。

48時間と捜索期限を区切るリー、クロッコも火気厳禁のブリッジでタバコを吸いますが、カペラは止めようとするも、その気持ちを察し、流すのでした。

ジローが描いた落書きのようなタキタの似顔絵を眺め、まるでもう会えないかのようなことを言うソラヤ達に、ヨシさんは縁起でもないことを言うなと怒ります。

ヨシさんにサーロのサンドイッチをお願いし、寝ずに見張ると言うミカ、ガガも最後まで龍に摑(つか)まっていられれば助かってるかもと言います。

「想像できないんだよな、あいつがミンチになってるとこ、だから生きてるよ、たぶん」

そう言って階段を降りていくミカ、ヴァニーも小型の望遠鏡で探しており、こちらも寝ずに探しそうな様子です。

 

一方タキタは目を覚ますと、布団がかけられており、アスケラに見守られていました。

「その子に礼を言ってやんな、ずっとアンタのこと守ってたんだわ、母親とでも思ってんのかね」

龍の子はずっとタキタに寄り添って守っていたようです、アスケラによると、脚の傷から菌が入り、高熱を出したんだろうとのこと、もし通りかからなかったら野たれ死んでただろうと。

龍の解体もちゃんと終わらせていたアスケラ、やっぱりアンタツイてるね、とタキタに料理を差し出すのでした。

「塩漬けキャベツと龍脳の猟師鍋・龍の骨髄焼き」

龍の食材を使った、猟師の料理のようです、美味しそうですが、タキタは龍の子に目をやり、食が進みません。

「その子の母ちゃんだから？」

その理由を見抜くアスケラはそう問い掛け、わざと大げさに演技じみて、料理の美味しさをアピールするのでした。

それを見てお腹をならすタキタ、遠慮しながらもスプーンを差し出すアスケラに、一口食べるタキタ、その美味しさに箸が止まらなくなり、すごい勢いで料理をかきこんでいきますが、食べながら泣きだしてしまいます。

自分に懐いてくれている龍の子のお母さん、自分が殺したとはいえ、罪悪感を感じてしまっているのでしょう、そんなタキタにアスケラは言い聞かすように伝えます。

「仕留めた獲物はちゃんと食べる、食べた分だけ善く生きる…、ってね」

その言葉に涙を抑え、ミカを思い出すタキタなのでした。

その横で龍の子がタキタのポシェットが気になるようでつついています、中に入っているナナミからもらった塗り薬が気になるようで、指にすくって差し出すと、チュパチュパ食べるのでした。

それを見てタキタはこの子を群れに返してあげることを誓うのでした。

 

と、ここまでが『空挺ドラゴンズ』3巻に収録されている14話のネタバレです。

＞＞『空挺ドラゴンズ』15話のネタバレはコチラから

 

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空挺ドラゴンズ｜3巻14話の感想

疲れ果てたタキタですが、龍の子が寄り添うことで救われたようですね、うたた寝をしてしまった後、いなくなったその姿を必死で探していることでそれがわかります。

そんなタキタの目の前に現れたアスケラ、彼女のおかげでタキタは命が救われたと言っても過言ではないでしょう、アスケラが処置していなければ、傷口から入った菌にやられ、命を落としていたはずです。

クィン・ザザの面々も必死でタキタを探しており、ギブスやリー、クロッコは非情にも思える判断を下していますが、もちろんタキタが心配でどんなことをしても助けたい気持ちを持っているでしょう。

それでも船や他の船員を守るためには譲れないラインがあります、責任を持つ立場としての葛藤で心を鬼にしているのでしょう。

ミカは今回も「たぶん」と付け加えていますが、何だかそれは照れ隠しでもあり、自分の直感に対する自信が少し揺らいでいる表現なのかもしれません、そしてタキタに生きていて欲しいという願いもこもっているような気がします。

龍の子の母親を泣きながら食べるタキタ、罪悪感を感じるも、アスケラが諭すように伝えます、食べることは命をいただくこと、そのありがたさを説いていますね、これは私達もその意味を考えさせられる命題です。

タキタも新たな目標、船に戻るだけではなく、龍の子を群れに返すと決意し、今後どう話は進んでいくのでしょうか？そして無事にクィン・ザザのみんなにその姿を見せることができるのでしょうか？

「塩漬けキャベツと龍脳の猟師鍋」

「龍の骨髄焼き」

猟師鍋といえば、ジビエを使うイメージですが、ここではそこに龍脳を使っていますね。

脳や骨髄を使う料理というのは、あまり日本では馴染みがなく、特に脳は食べるのに抵抗がある方が多いかもしれません。

空挺ドラゴンズ｜3巻14話まとめ

今回は『空挺ドラゴンズ』3巻14話のネタバレや感想、そして『空挺ドラゴンズ』を無料で読める方法についてまとめました。

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