今回ははらだ先生のBL漫画『にいちゃん』1話~ラストの結末までのネタバレや、BL漫画を無料で読める方法をご紹介します。
BL界の鬼才と呼ばれるはらだ先生が描く、衝撃の禁断愛がここに解禁。
主人公のゆいは幼い頃、近所のにいちゃんに手を出されてしまい、、、。
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目次
にいちゃん|1話ネタバレ~遊び相手は近所の”にいちゃん”でした。
小学校からの帰り道、同年代の子供達が遊ぶ約束をしているのを横目に自宅のあるマンションへと入っていくゆい。
エレベーターから降りると、同じマンションに住むにいちゃんに声をかけられます。
にいちゃんの部屋でゲームをしたり、カップラーメンを食べたりと楽しく過ごすゆい。
そんなゆいに、にいちゃんはベタベタと寄り添います。
にいちゃんの行きすぎる行動に、ゆいは嫌がりはしますが拒むことはありません。
ゆいの口の横についたラーメンの食べかすを拭い、口に運びながら「チューしていい?」と
ゆいに聞くにいちゃん。
「えーー」と言いつつもラーメンのお礼に、と言われゆいは仕方なく受け入れます。
従順なゆいの口ににいちゃんは自身の舌を入れようとしますが、ゆいがくすぐったいと言って笑ってしまい未遂に。
その後、ゆいはいつも通り門限の時間になり帰る支度をします。。
両親が共働きのうえ、友達と同じゲームも買ってもらえず学校でも友達とは話が合わないゆい。
家にも学校にも居場所がないゆいは、にいちゃんちに住みたいとにいちゃんに言います。
そんなゆいに「ここに住む代わりに」と、ゆいと繋がりたいと要求するにいちゃん。
その意味がわからないゆいはにいちゃんに聞き返しますが、「なんでもない」とにいちゃんははぐらかします。
帰る前に、にいちゃんはゆいに「うちに遊びにきてることは内緒。」「チューしてることも絶対言っちゃダメ。」と約束させます。
笑顔で帰っていくゆいを玄関から見送りながら、にいちゃんは「またね」と呟き扉を閉めます。
にいちゃん|1話の感想
話全体のプロローグともなる1話。
セリフではない心情を示すモノローグは一切なく、にいちゃんの気持ちもゆいの気持ちも明確に描かれているわけではないので、読み手の想像力が掻き立てられます。
にいちゃんに名前を呼ばれたゆいは、とってもいい笑顔を見せるので純粋にゆいはにいちゃんのことが好きなのでしょう。
ゲームができるから、というのもあるかもしれませんが。
それに反し、にいちゃんの心の読めないこと。表情がないわけではないのですが、一つ一つに裏がある様な意味深な表情が多いのです。
にいちゃんの行動の動因は幼い子を好む性癖からなのか、ゆいだからなのか、はたまた好意なのか悪意なのか。
あれこれと想像をかき立てられ、鬼才と名高いはらだ先生の策略に1話からすでにどっぷりとハマってしまいます。
ゆいとにいちゃんがチューをしているシーンは、良いのだろうかという背徳感を感じつつも目が離せません。
口を開ける様に言われ、口をあけると舌が入っ、、とコマが進むごとに膨らむ興奮と背徳感。
しかし、その次の瞬間のゆいが笑って未遂に終わるシーンにホッとしてしまう自分がいました。
見たかったような、見なくてよかったような、でもやっぱり気になるような、、。
このオンとオフの使い方は、さすがはらだ先生です。
何も知らない子供に性的な行動をとると、きっとこんな反応なんだろうなと言うリアリティさと非日常的さ。
禁断のページを1枚1枚めくっている様で、ドキドキしてしまいます。
最後、ゆいを見送るにいちゃんの目、そして玄関の扉が閉まる最後の2コマが印象的です。
これから、いけない事が起こっていく事を予兆する終わり方に背筋がぞくっとします。
はらだ先生ならではの人の持つ醜さや歪みの描写がふんだんに盛り込まれており、次のページへと手が伸びてしまいます。
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にいちゃん|ネタバレ2話~ゆいとにいちゃんはついに、、!
家族団欒の中ゆいはお母さんににいちゃんの言っていた行為について尋ねます。
しかし、まともに取り合われずに話は遮られてしまいます。
ある日、いつものようににいちゃんの家に来ていたゆいは、その事をにいちゃんに話します。
にいちゃんと会っているのがバレちゃうから、「人に聞いちゃダメ」と言うにいちゃん。
「じゃあにいちゃんが教えてよ。」とゆい。
そんなゆいににいちゃんは、「(それは)気持ちいいんだよ、、、」とゆいの耳元で囁きます。
少し興味を持つゆいに、にいちゃんは自身を慰める行為についても教えます。
それをしたことがないゆいは「今度してあげよっか」と言うにいちゃんに、恥じらいながら「する」と答えます。
ある放課後、少し緊張した表情でゆいはにいちゃんの部屋へ。
にいちゃんのベットの上で下を脱ぐ様に言われたゆいは、にいちゃんの大きくなったモノを見て驚きます。
そんなゆいをよそににいちゃんは興奮を抑えきれません。
そんなにいちゃんが怖くなったゆいは、にいちゃんから離れようとしますがにいちゃんは声を荒げ力任せに腕を引っ張ります。
ゆいはそんなにいちゃんに大声で涙を流しながら、そのままの格好で家を出て行ってしまいます。
にいちゃんは焦った様子でゆいの衣服やランドセルを持ち、ゆいを追いかけます。
玄関を出ると、そこにはゆいとゆいのお母さんの姿が。
ゆいとにいちゃんの乱れた姿を見て察したゆいのお母さんは、にいちゃんに「死になさいよ変態!」と罵声を浴びせます。
怒りに震える両親に、にいちゃんの家の場所を聞かれるゆいですが、決して口を割らずそのままにいちゃんとは離れ離れになってしまします。
高校生になったゆいは、にいちゃんのことが忘れられず、あの時にいちゃんと繋がらなかった事を後悔していました。
にいちゃんと繋がる事を想像をしては自分を慰めるゆい。
ゆいはあてもなく以前にいちゃんも住んでいたマンションを訪れ、にいちゃんを探す日々を過ごします。
そんな日々を「今日でやめよう」と思ったその時、にいちゃんと再会します。
にいちゃんに泣きながら謝るゆい。
思わず「俺もう、おっきくなっちゃたんですけど、だめですか?」と言うゆいに、にいちゃんは「うち、来る?」と返します。
2人が行為に及ぶ中、にいちゃんはゆいが過去自分から逃げた事を責め、もう逃げないよう約束させます。
目が覚めたゆいが目にしたのは、パソコンの画面に映る行為中の自分の姿。
「一回裏切られてるから疑い深くなってんだよ」と言うにいちゃんは、ゆいの学生証で学校の確認もします。
戸惑うゆいに「もう逃げたりしないよな?」とにいちゃん。
ゆいの頭には、幼い頃の最後に見たあの日のにいちゃんの表情が浮かび、「もう逃げないよ。にいちゃん。」と答えます。
にいちゃん|2話の感想
バレてしまった幼いゆいとにいちゃんの関係。
それでよかったような、もう少し先が見たかったような気分になりました。
離れ離れになってからのゆいのにいちゃんへの思いの重さがすごいです。
会えない時間と距離、そしてあまりにも印象深い出来事がそうさせているのでしょうか。
この第2話で話が大きく進むので、読んでいて色んな思いが駆け巡り少し疲れてしまいました。
それだけ、はらだワールドが凝縮されている1話です。
にいちゃんの歪んだ愛とゆいの一途な愛がこの先どんな結末を迎えるのでしょうか。
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にいちゃん|ネタバレ3話~愛されたいゆいと愛のないにいちゃん。
再会以来、ゆいとにいちゃんは体の関係を続けるものの、一方的な行為にそこに愛情がない事を理解しているゆい。
幼いあの日、にいちゃんから逃げ出したときに見たにいちゃんの表情は憎しみの目だったと確信すると共に、これは復讐だと感じるようになります。
それでも、ゆいのにいちゃんへの思いは変わらず、こっそりと見つけたにいちゃんの「景(けい)」と言う名前に喜びを隠せません。
学校での友人との会話中、女の子に興味のないゆいは自分が“ふつう”ではなく“異常”だと感じます。
そんな中、人気の女子・マイコとたまたま目が合い“ふつう”のフリをして笑顔を返すゆい。
帰宅後、マイコみたいな子と付き合えば“ふつう”になれるのだろうかと思いながらも、それに抗うようににいちゃんへの思いが溢れ出し自身を慰めます。
憎まれていてもやっぱり、にいちゃんに心から愛されたい、子供の頃のように可愛がって欲しいと望むゆいです。
ある日、マイコに声をかけられ一緒に帰ることに。そこでゆいはマイコに告白されます。
突然の事に“こんな惨めな自分と?”と困惑するゆい。
にいちゃんにその事を相談してみると「試しに付き合ってみたらやっぱり普通が一番だって実家するかも」とにいちゃん。
「その子のことは好きにならない。にいちゃんが好きだから。」と言うゆいに、にいちゃんは「ほんとかなぁ、、、」とゆいの首に手を回します。
信じてもらえていないことに涙を流しながら「証明するから!」とにいちゃんに告げるゆい。
あくる日、マイコに「いいよ、付き合おう。」と返事をしたゆいは思います。
「罪悪感がすごい」と。
にいちゃん|3話感想
冒頭から、にいちゃんの言われるがままに動くゆいが可愛くて悩ましくいやらしくてたまりません。
にいちゃんの出したものをゆいが飲み込む描写があるのですが、にいちゃんに「はい、ごっくん」っと言われ上目遣いで飲み込むゆいが可愛すぎます。
その下にはゆいのモノローグ「この人は俺のことが好きではない」という言葉があるので、実は切ないシーンなのですが。
にいちゃんが時折見せる優しい言葉と表情に、ゆいが思うほど憎しみだけではないように思います。
それもにいちゃんの作戦かもしれませんが、1話のゆいが半裸で出て行った時と2話の喫茶店でゆいが泣き出した時、焦っている姿ににいちゃんらしさが現れており、どこか憎めないにいちゃんです。
ゆいと再会してから、ほとんど表情の変わらないにいちゃんですが、ゆいのことを信じきれないにいちゃんは感情がだだ漏れです。
信じられないというよりは、信じないようにしているように思います。
1度裏切られた記憶は、裏切られたことのない人にはわからないほど深い傷になり、信じることが難しくなります。
裏切られたときの消失感を味わうくらいなら、裏切られないよう信じなければいいと思ってしまうでしょう。
そんな悲しいにいちゃんを、ゆいの一途な愛の力で是が非でも救い出してあげて欲しいです。
マイコの当て馬感が否めないですが、恋愛に犠牲、障害はつきものです。
しかし、ゆいに「つき合おう。」と告白の答えを聞いた後マイコが笑顔になる前の一コマの表情が気になるところです。
ただの当て馬では終わらなさそうな予感を漂わせるマイコです。
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にいちゃん|ネタバレ4話~にいちゃんの本性があらわに。
過保護な母親から質問攻めにあい、うんざりするゆい。
彼女ができたことを伝えると喜ぶ母親の姿を見て、「普通の男子高校生みたいで、好きだろ」と呟きます。
両親を安心させるため周りに合わせ、マイコを傷つけてまでにいちゃんへの愛を証明する事に、揺れてはいるものの自分の欲を通したいと思うゆい。
にいちゃんに彼女のことを聞かれ「好きにならない」と言うと「みじめだね」と言うにいちゃん。
ゆいはその言葉が、自分に向けられているのかその彼女に向けられているのかがわかりませんでした。
「にいちゃんに言われたらすぐに別れる」とにいちゃんのために別れると言うゆいに、にいちゃんは笑みをこぼします。
部屋で1人ゆいの事を撮った映像を見ていた景。そこに景の母親からメールが届きます。
「景の様子を見に行く」という他に「以前のような間違った道へは進まないこと。」との内容に激しく取り乱す景。
映像から流れるゆいの声に気がつき「一緒に苦しんでくれないと気が済まないよぉ、、、」と声を漏らします。
一方ゆいは、にいちゃんからしばらく連絡がない事を気にしながらも、マイコとテスト勉強をしていました。
マイコと一緒に過ごす事にドキドキもせず退屈に感じる事で、にいちゃんへの気持ちを再確認し安心するゆい。
マイコに翌日遊びに誘われる中、にいちゃんからの連絡が入り嬉しさのあまり笑顔でマイコの誘いを断るゆいに、マイコは特に何も言いません。
翌日、にいちゃんの部屋を訪れたゆいは、荒れた部屋とにいちゃんを目にします。
怒りを抑えきれない様子のにいちゃんは、ゆいを乱暴に扱います。
激情に駆られ無理やりに体を繋げ、意見をするゆいの首を締めるにいちゃん。
自分と同じくらいゆいにも苦しんで欲しいにいちゃんは、ゆいの彼女に電話をかけ、ゆいに自分がホモである事を伝え別れを言うよう強要します。
言われるがままにしたゆいを見たにいちゃんは、ゆいの背中に顔を擦り付けながら「ざまーみろ、うらぎりもの」と呟きます。
帰り道、ゆいが駅の改札を出るとマイコの姿が。マイコの部屋で話をする事になった2人。
マイコに「キスしていい?」と聞かれ「いいよ。」と答えるも「すごいいやそう。」と見抜かれてしまいます。
「告白の返事もさぁ、死にそうな顔でしてくるんだもん」とはじめから気付かれていたようです。
電話でのことなど詳しく聞かれるゆいは話す事を躊躇しますが、マイコの「大丈夫よ。」と言う言葉に安心し、全てを話します。
話を聞いた後も態度が変わる事なく、にいちゃんの写真が見たいと言うマイコ。
ゆいが見せた携帯の画面をみたマイコは表情を曇らせ「あ、こいつしってるわ」と呟きました。
にいちゃん|4話感想
にいちゃんの角なる部分が現れました。
何が合って激情したのかはわかりませんが、にいちゃんの母親が絡んでいるようです。
ゆいに一緒に苦しんで欲しいにいちゃん。
ゆいよりもにいちゃんの方がゆいに依存しているように見えます。
あんなにひどい事をされたのに、「もう、愛してもらえないのかな」とにいちゃんへの愛情が変わらないゆいもすごいです。
そしてマイコの優しさと全くうろたえない、どしっとした態度。
惚れそうです。
マイコの口ぶりからマイコも何か抱えてそうです。
そして最後のマイコの言葉。
表情からして、決して良い知り合いではないでしょう。
話はまだまだ拗れていきそうです。
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にいちゃん|ネタバレ5話~にいちゃん、俺の愛を認めてよぉ
にいちゃんの部屋の前に立つ、ゆいとマイコ。
玄関の扉を開けたにいちゃんにマイコはスタンガンを押し付けます。
ゆいはその場に崩れ落ちるにいちゃんをテープで縛ります。
マイコの部屋にて、にいちゃんの写真を見たマイコはある箱を開けながら話を始めました。
マイコの父は前科者で、昔子供に手を出し捕まった犯罪者であり、その子供と言うのがにいちゃんだったのです。
箱の中にはにいちゃんの子供の頃の写真と、マイコの父のポエムが入っていました。
そこに記されている内容とにいちゃんが自分にしてきた内容が一致している事、2人が愛し合っていた事を知り、「にいちゃんはまだおじさんのこと好きなのかな」と涙を流すゆい。
マイコがにいちゃんの写真を見て言った「こいつ誰かに愛されたくて仕方ないんだね」という言葉に、ゆいはそれを「証明できる」と言って顔色を変えマイコに協力を求めたのです。
ゆいはテープで縛ったにいちゃんに「俺に自分を重ねてたんだね」と問い詰めます。
戸惑うにいちゃんにゆいは「マイコはおじさんの娘だよ。」と打ち明けるとともに「今からにいちゃんを抱く」と告げます。
愛する人に捨てられ、周りから否定され自信が持てなくなったにいちゃんに、ちゃんと愛している事を証明するために、と。
景が幼い頃、大好きだったおじさん。
おじさんとの関係がどこから漏れたのか、警察やたくさんの大人に色々と言われる日々。
「ちゃんと愛し合っていた」と言うと「矯正」が始まり身体的しつけも受けた景。
まともな息子を演じ、やっと地元を離れ自由になった先でゆいに出会います。
「この子がボクを受け入れてくれる世界があるなら、間違っているのはあいつらで世の中のほうだよなぁ」と幼いゆいに声をかけたのです。
現在のゆいは、にいちゃんに愛を認めてもらうために必死に身体を動かします。
「愛してる」と必死なゆいに観念するかのように「みとめるから」とにいちゃんは答えます。
「誰からも祝福されないと愛って認められないんだ、、」と悲観的なにいちゃんに対し、
「にいちゃんと一緒になれるなら、俺は全部捨てる覚悟があるよ。」とゆい。
「明日もくるね。愛してる。」と満足そうに頬を赤らめるゆいに対し、生気を失った目で俯くにいちゃん。
翌日、ゆいが部屋に訪れるも応答はなく、ゆいは「でろよクソ」と扉を蹴ります。
にいちゃん|5話感想
ついに、ゆいの愛がにいちゃんに認められました。
認めるというよりは、認めると言わされた感が否めませんが。
にいちゃんよりもゆいの闇が深まった話ような気がします。
最後のゆいがドアを蹴るシーンは、誰?と思わず目を疑いました。
愛を証明できた事で何か殻が破れたのでしょうか。
そして、まさかのリバ展開に驚きを隠せません。
必死なゆいもまた可愛くて良きです。
にいちゃんの過去が明らかになり、それを知ったゆい。
にいちゃんとおじさんは愛し合っていたのに、自分とにいちゃんは、、、とゆいの気持ちを考えると胸がギュッとなります。
しかし、ゆいのにいちゃんへの「愛を証明する」という事への執着には恐れ入ります。
にいちゃんの苦しみを超えてゆいの執着が勝ったような、そんな風に見えました。
もちろん、にいちゃんの表情からはまだ全てが解決しているようには思えないので、さらなる展開に目が離せません。
にいちゃん|ネタバレ最終回6話~もう絶対逃げないよ。
景の部屋に景の両親が訪問した際、今までの嘘がばれ母親から罵声を浴びせされる景。
震えと汗がとまらない景に母親は「実家に帰ってきなさい」「真っ当な人間になりなさい」と告げます。
あれ以来、ゆいが家を訪ねに行っても会ってくれないにいちゃん。
マイコからにいちゃんの部屋で賃貸の解約通知書を見たと聞き、実家に戻るよう言われたのかもと思います。
そして、にいちゃんの家の前に止まっている引っ越し屋のトラックを見るゆい。
急いで部屋の前まで行くと、扉の前でトランクを持ったにいちゃんが。
「なんで!?」とつかみかかるゆいに「普通に生きるよ」とにいちゃん。
「引き込んでおいてごめん」と言うにいちゃんに対し一歩も引き下がろうとしないゆいですが、にいちゃんはそんなゆいを拒み思っている事を伝え、最後に「ごめん」と言ってその場を去ろうとします。
「逃げないで待ってるから俺んとこ来てよ。にいちゃんのこと許して理解できるのは世界で、唯一俺しかいないよ。」と言うゆいの言葉は虚しく、「ばいばい、ゆい」とにいちゃんは力なく去っていきました。
実家に帰った景の前には見知らぬ女性が。
その人は病気の治療をするためにきた、とのこと。
女性との行為に慣れさせるための治療だったが、景にとってはあまりにも耐え難く毎回吐いてしまいます。
「これでもボクのが異常なんですか?」と景。
窓の外に雪が降る中、景は今までの人生を振り返っているとおじさんの今が気になり、行き先を調べることに。
探偵に調べてもらった調査報告書を手に、景はおじさんの元へ向かいます。
意を決して声をかけるも、全く覚えられておらず涙を流す景。
そんな中、ゆいのことが頭を廻ります。
家に戻り、治療をしに来た女性を前に景は「ふつうってなんですか?俺にはわかりません。」とうずくまってしまいます。
季節は流れ、夏。
大学生になったゆいは付き合いがつづいているマイコと会っていました。
にいちゃんからの連絡はないまま、にいちゃんを探すのが癖になっているゆいは似ている人がいるとつい取り乱してしまいます。
そんな中、マイコに「うしろ」ろ言われ振り返ると、そこには息を切らしたにいちゃんの姿が。
実家に戻ってからの事や両親と話し合うも和解できず家を出てきた事を話したにいちゃんは、ゆいに「俺を許して、俺を選んで」と伝えます。
ゆいは照明のため「キスして、ここで」と言います。
躊躇するにいちゃんに、ゆいは目を輝かせながら「大丈夫。俺だけを見て。」と伝え、2人は唇を重ねます。
「もう逃げないって、約束できる?」と言うゆいの言葉ににいちゃんは答えます。
「うん。もう絶対逃げないよ、ゆい。」
にいちゃん|最終回6話感想
ギリギリまでゆいとにいちゃんが離れていたのでどうなることかと思いましたが、感動的なハッピーエンドでした。
にいちゃんと思いが通じた時のゆいの目が、顔が、言葉なくともハッピーオーラが溢れ出ています。
にいちゃんも毒気が抜けたようなさっぱりした表情が印象深いです。
マイコも付かず離れずゆいと仲良くしてくれて、いい相談相手、愚痴はけ相手になってくれていたのでしょう。
今後は「ずっと監視できればいいのに」なんて呟いちゃうゆいの手の中で、にいちゃんはコロコロされちゃうんだろうなぁと思わざるを得ません。
ゆいの闇はやや心配ですが、2人なりに幸せな日々が過ごせますように。
多様なセクシュアリティがある中”ふつう”も”異常”も無い、ともっともっと世の中の認識が広がっていくと良いなと思った作品です。
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