月と狼｜BLネタバレ全話!zipやrar以外で漫画を無料で読めるのか?

今回は松本ノダ先生のBL漫画「月と狼」のネタバレ全話と、zipやrar以外で漫画を今すぐお得に読む方法もご紹介!します。

仕事の都合で初めての一人暮らしをすることになった春野葵（はるの あおい）は、新生活に少しナーバスになっていた。

そんな葵が出会ったのは、お隣に住むオオカミーンの外人さん…

言語の違いから何を言っているのかはわからなかったけど、すごく格好よかった彼に葵は一人赤面してどんどん心が奪われていく…

「月と狼」3話分他、松本ノダ先生の「断捨離のすゝめ」「ノンケとよばないで」シリーズ3話が同時収録されている1冊です。

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ネタバレを読まずにすぐに絵で楽しみたい方は、【『月と狼】をご用意しております♪

月と狼｜1話ネタバレ込のあらすじ

地元のスポーツクラブで仕事をしていた春野葵（はるの あおい）は、都内での勤務を命じられて初めての一人暮らしをすることになり引っ越し作業をしていた。

 

引っ越し業者が引き上げていき一人残された葵は、新生活への緊張からナーバスになっている自分を無理やり笑顔にして自分を元気づけようとしていると、お隣の住人であるオオカミーンの外人さんと目が合った・・・

彼の綺麗な目に思わずジッと見つめてしまった葵・・・

ジロジロみてしまった自分を反省しながら慌てて挨拶をすると、彼は「ワゥワゥウゥ」とウルニャワン共和国の公用語であるワオゥー語で笑顔を見せて部屋へと入っていった。

何を言っているのかわからなかったが、その彼の姿がとてもカッコよくて葵はドキドキと鼓動が早くなっていくのを自覚した・・・

 

それから３週間たち都会の荒波に揉まれながら、仕事の忙しさに葵が打ちのめされそうになっていた時、駅に到着しても満員の電車から降りられずに困っていた葵の肩を抱き寄せて助け出してくれたのが引っ越しの時に挨拶を交わしたお隣のウゥだった。

彼の言葉は相変わらず分からなかったが、ついて来いというような仕草をされたように思えた葵が彼の後をついていくと、ウゥが連れて行ってくれたのは屋台のラーメン屋で、常連である彼の隣で一緒に夕食をとった葵・・・

張りつめていた自分が、なぜか彼の前でだと弱音を出せてホッとしていることに葵は気が付いていく。

ウゥと葵は、その日から交流を深めていった。

ウゥは葵の事を“アオ”と呼び、その声や優しい目に葵はどんどん惹かれていく・・・

一緒に映画を見ながら、肩を寄せ合いキスをしていく二人は、自然な形でお互いを愛撫していった・・・

初めて見るウゥの大きなモノに驚きながらも、彼の全てを自分の中に受け止めたい！と強く感じた葵は、そこから一人秘密のトレーニングをスタートすることにした・・・

いつかウゥのモノを全て受け止められるように、恥ずかしさを押し殺しながら道具を使って自分を広げる努力をしていく葵・・・

気遣って、無理に最後までやらないウゥの事をいつか受け入れられるようにと必死に頑張った葵だったが、それでもウゥの大きさをスムーズに受け入れることのできなかった事実に、葵はウゥの前で涙を流しながら「ぜんぶウゥさんのものになりたい」と懇願する・・・

そんな葵の涙に、ウゥは黒い手袋を取り出すと舌と指と全てを使いながら葵の身体をひらいていき、ついに二人は念願だった身体をつなぐことに成功した・・・

受け入れたウゥの大きなモノに何度も大きく揺すられ、奥をつかれ、なにも考えられなくなるほどの気持ちよさに、葵は喘ぎ声と涙が止まらない・・・

快感に背をのけぞらせて、目の中でチカチカと火花を散らしている彼に、ウゥは長い舌で濃厚なキスを与えた。

 

行為を終えると、葵に無理させてしまったと申し訳なさそうなウゥに、葵は彼の頬を両手で包み込み「幸せすぎて死んでしまいそうだ」と幸せいっぱいに伝えた・・・

 

年が明ける頃、葵は再び引っ越しの準備をしていた・・・

半年もたたずに２回目の引っ越しを行う葵の傍には、一緒に住むことになったウゥの姿が・・・

二人は幸せいっぱいでワオゥー語で愛を伝えあっていた。

月と狼｜1話感想

ウゥさんは、２本足で歩いている部分以外は完全に狼です。

人間の言葉まで話さないタイプの漫画は珍しいんじゃないかな・・・

２人の会話は成り立っていたし、物語的には何の問題もないんですが・・・愛を語り合っている姿が見られないのはちょっと残念（笑）

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月と狼｜ネタバレ2話！2人で暮らすことになった葵とウゥ…仕事も私生活も順調？

オオカミーンのウゥと同棲をスタートさせた春野葵（はるの あおい）は、スポーツインストラクターとしての仕事も絶好調で、充実した日々を過ごしていた。

ウルニャワン共和国に住んでいる民族の一つであるオオカミーンは、もともと狩猟民族らしいが、ウゥ自身は子供のころから日本に住んでいるので大きな文化の違いを感じることなく『言葉』以外特別な苦労を感じずに二人の同棲は順調だった。

 

一緒の夕食を終えて洗い物をしていた葵の後ろから、ウゥが抱きしめてきてくれる・・・

くすぐったさに葵が頬を染めると、お風呂が沸いたというアナウンスが部屋に響いた。

それを合図にエプロンの下に手を忍ばせるウゥ・・・

そんな彼に葵が小さく頷くと、二人は一緒に浴室へと入っていった・・・

泡だらけの身体を後ろのウゥに支えられるように、彼の手で気持ちのいいところを刺激されて息が上がっていく葵は、背中にウゥの大きなモノを感じると向き合いながら彼にまたがり身体を摺り寄せながら「いれて」と懇願した。

 

葵とウゥが最後までしたのは、2人が初めて結ばれてからまだ1度きりだった・・・

壊れてしまうのではないかと思うくらいの気持ち良さと幸福感だったが、それ以降 葵の身体を気遣ってくれるウゥは最後までしてくれない・・・

ウゥは満足できているのか、我慢していないのか、葵はその事がとても気になっていたが伝えられず、切なさを埋めるように彼の首に強く腕を巻き付けた・・・

 

風呂上がりソファーで重なり合うようにリラックスしていた葵が、ウゥに次の週末どこかへ出かけないかと提案したが、ウゥに泊りで予定があるからと断られてしまった。

仕事だと言われてしまえば何も言えず、残念そうにしている葵に日曜日は朝から出かけようと提案してくれたウゥに、葵は気持ちを切り替えて断られた土曜日は今年から一人暮らしを始めた妹の家へ泊りに行く予定を入れることにした・・・

 

土曜日、久しぶりに会う妹の棗（なつめ）の家で夕食をとりながら、葵はウゥの事について聞かれていた。

ウゥの性格の事や仕事の話を、頬を染めながら嬉しそうに話していた葵だったが、月に一度仕事に集中したいと言って一晩中書斎から出てこない日がある彼が、優しすぎて無理に自分へ合わせているのではないかと不安に思っていると妹に話してみた。

そんな兄に、他人同士で暮らすなんてそんなものではないのかとアドバイスをくれた棗は、その後 彼氏が突然近くに来ていると電話がきてバタバタ慌てだし、そんな彼女を見て葵は遠慮してその日帰宅することにした・・・

 

葵が予定変更で部屋に戻ると、玄関にウゥの靴が置いてあることを見つけた。

ウゥも泊まりでは無くなったのではないかと、家の中を探しながら書斎や寝室を覗いていく・・・

しかし、どこにもウゥが見当たらなくて葵がガッカリしていると、突然 後ろから切羽詰まった表情のウゥが彼を壁に押し付けながら現れた・・・

ウゥの様子に驚いている葵に「なんで帰ってきた」とワオゥー語でささやくウゥは、葵の背中に昂った自分のモノを擦り付けながらフーッフーッと呼吸を荒くしていった・・・

 

戸惑う葵・・・

空には一年で一番月と地球が接近するという“スーパームーン”の満月が光り輝いていた・・・

月と狼｜2話の感想

1話ではウゥからの会話ゼロでしたが、今回はタブレットつかって会話してました♪

ラブラブで甘々な2人が幸せそうで、食器洗い中のバッグハグや、一緒のお風呂でイチャイチャタイム・・・最後は狭いソファーに抱っこすわり・・・蜜月ですね（笑）

ゴチャゴチャ悩んでしまっている葵でしたが、あんなに優しい彼氏・・・絶対何も悩む必要無いと思うんですが…

そして、ウゥさんはやはり狼だったんですね！満月に反応していました！

優しいウゥさんの狼モード・・・次で見られそうです☆

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月と狼｜ネタバレ3話!スーパームーンの日、いつもと違うウゥの姿に戸惑いながらも葵は…

不在だと思っていたウゥが突然背後から現れ、驚いている葵のことなど気にせずに自分の昂りを擦り付けてくる・・・

葵は、何度もウゥさん！と呼び掛けたが、ウゥは返事をすることなく葵の洋服のボタンを契るように服を引き裂き、そのまま胸や足の間を愛撫していく。

首筋にガブリと噛みつかれ、ゾクゾクとした快感に立っていることすらできなくなった葵は、そのまま達してしまい膝から崩れ落ちていった・・・

そんな葵の姿をみて、ウゥは何かに耐えるように自分の肩を両手で抱きしめながら、しゃがみ込んでしまった。

心配そうに伸ばした葵の手すら弾き「俺から離れろ」と小さく切なく繰り返すウゥの溶けそうなほど燃えている目を見て、葵は優しく彼の頬をなでながら自分の全部をあげるから、俺を食べて・・・と告げた。

 

葵のその言葉を聞き、ウゥは彼を押し倒すように深い口づけをはじめた。

着ているものを全て脱ぎ捨て、肌を重ねながら本能のままにお互いを求める2人・・・

部屋には息遣いに交じって、ぐちゅぐちゅとつながっている音が響き渡る・・・

何度も大きく揺すられ、奥をつかれ、肌を触れ合わせているだけで内側からどろどろと蕩けだしていくような感覚が葵を襲っていく。

 

快感に背をのけぞらせて熱を吐き出した後も、止まらないウゥからの激しい揺さぶりに、甘い痺れが葵の体中を包み込んでいく・・・

内壁を押し上げられ満たされていく快感に、触れられた場所から溶けてしまいそうな熱・・・

スーパームーンの月の下で葵の声が断続的に響いていた・・・

 

翌日、葵がリビングで飲み物を飲んでいるとウゥが彼の身体を心配そうに寄り添ってくれた。

前日の余韻が残っていて、まだ身体や頭がぼーっとする葵は、そんなウゥの広い胸に抱きついて甘えながら、彼からオオカミーンの性欲にはバイオリズムがあり、それが月の満ち欠けに大きく左右されることや、満月やスーパームーンの日には理性を保つのが難しくなってしまうために今まで部屋から出ない日があったことを説明された。

 

葵は優しいウゥだからこその行動だったことに納得したが、自分を心配して彼が我慢しているのだとしたら、昨夜のように彼を体全部で感じられて、死んでしまいそうなほどの幸福感を与えてもらえる行為なら自分の方が我慢できないと恥ずかしそうに真っ赤になりながら本心を伝えた。

 

葵からの我儘でエッチな要求に、ウゥは頭を抱えると大きく溜息をつきながら葵と初めて会ったその日にマンションの廊下で不安そうにしながらも無理やり笑顔を作って自分を鼓舞している葵を見かけて、健気で愛おしい彼に何かしてあげたいと思うようになったのだと告げた。

優しく口づけをしながら「もう少し、紳士な男でいたかったんだが・・・」とワオゥー語で呟いた彼の言葉を、言葉が未熟な葵が聞き取ることはできなかった・・・

 

翌日、職場のスポーツジムで葵が着替えをしていると同僚から顔のツヤがいいことを指摘される。

休み中に濃厚な時間を過ごしたのではないかと直球で聞いてきた同僚に、葵は朝から赤面してアワアワするしかできなかった。

月と狼｜3話感想

濃厚でエロエロな2人・・・

前回のラブラブな雰囲気から一変！！

タイトルの「月と狼」がピッタリのお話でした♪

今回はウゥさんの理性がとんでいたので、ワオゥー語で葵に語り掛ける・・・けど葵は理解できていない・・・みたいなシーンがいくつかあって、付き合い始めの国際カップルみたいでした（笑）

最初は違和感のあったウゥさんの見た目も、話の中で優しさや愛を感じられていくうちに全然気にならなかったです！

最後まで葵に優しいウゥさんで、二人はこれからも幸せだと思います。

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断捨離のすゝめ｜ネタバレ1話!ゴミもダメな男も捨てられない大人…

普通のスーツを着て帰宅した男性が、部屋のドアを開けて中に入ると、そこはゴミ屋敷というのに相応しい姿・・・

そんな部屋で、家主不在の間も気にせずにテレビゲームを楽しんでいた彼氏の男が、帰宅した彼を見て「おかえり」といいながら、またゴミが増えたのではないかと小言を言ってきた。

 

掃除しろと言われても仕方ないその部屋は、テーブルには空き缶、ゴミ袋をずらさないと冷蔵庫の扉を開けることすらできない床・・・

家主である男性は、子供のころからものを捨てるのが苦手だった・・・

クッキーの缶や学校のプリント、壊れて動かなくなった機械、どこからが“必要のない物”なのか彼はその判断をすることが極端に苦手だった。

苦手なまま成長していった男は、やがて片づけることまで不得意になってしまい現在ゴミ屋敷に近い状態の家に住んでいる・・・

 

ベッドの奥に置かれている姉から無理やり株分けされた植物・・・

あまり水をあげていないのにどんどん成長していくそれを気味悪いと言いながらゲームを続けていた彼氏は、少し前に見つけたといった仕事を人間関係が合わなくて辞めたと告げ、口づけをしながらお金を貸してくれと笑顔で言ってきた。

 

飲みかけだったビールの缶が倒れても気にせず、慣れた行為に没頭していく2人・・・

彼から与えられる刺激に甘い声をあげながら、相手が最低な男だと理解していても なかなか踏ん切りのつかない自分が悪いのだと分かりながら、一歩が踏み出せず、その日も与えられる快感に背をのけぞらせて熱を吐き出す・・・

行為に疲れて眠ってしまった男が目を覚ますと、さっきまで一緒にいた彼氏は部屋を出た後で、残されていたのは空にされた財布だった・・・

 

溜息をつきながらベッドから起き上がろうとした男は、足に絡みついた蔓のせいで転んでしまう・・・

シュルシュルとどんどん伸びていく蔓は、すぐに男の足だけでなく身体まで覆ってくる・・・

恐怖に青ざめ、助けを呼ぼうと声を出そうとした時、葉の向こう側から蔓を腕や首にまきつけた綺麗な顔の男性が男の前に現れた。

 

男性は、男の両頬を包み込むようにキスをしてきた後、舌と舌をこすり合わせて奥へと潜り込ませてくる・・・

与えられた彼の唾液は甘く、男の身体は次第に熱くなっていく・・・

キスに夢中になっていく男は、自分から「もっと」と口づけを求め、彼から伸びていた蔓は男の身体の窄まりを広げるようにゆっくりと中へと入っていく・・・

強烈すぎる衝動が内から這い上がってきてビクンッと身体を跳ねさせる男・・・

何度も大きく揺すられ、奥をつかれ、なにも考えられなくなるほど気持ちがよくなっていく男は、目の中でチカチカと火花を散らしながら意識を飛ばしてしまった・・・

 

翌朝、男が目を覚ますとベッドの横に置いてあった鉢植えが消えていた・・・

戻ってきていた彼氏にそのことを聞けば、勝手に捨てたという・・・

使わないものや役に立たないものはドンドン捨てた方がいいとテレビで言っていた言葉を実行したのだと、ペラペラ喋る彼氏を見つめながら、布団の中の自分の足に少しの蔓が残っているのを見つけた男は、目の前の“いらない者”に向かって「別れよっか」と笑顔で告げた・・・

断捨離のすゝめ｜１話感想

1話完結の「断捨離のすゝめ」は、ダメ男が立ち直る話なのかと思ったら全然違いました（笑）

植物×人の不思議な世界・・・

ダメ彼氏とのエッチより、植物のほうがエロかった・・・

触手も成人漫画のようなヌルヌル系ではなかったし、

途中で植物にイケメンの顔出てきたので、嫌悪感はなかったです。

名前無しのまま話が進んでいってしまうのが残念でした・・・

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おそるべきノンケ｜ネタバレ1話！幼馴染でノンケの達也にずっと恋しているヒロ…

「おつかれー」

気軽な挨拶をしながら缶ビールをカツンと合わせる達也とヒロの二人は、幼稚園からの幼馴染だった。

偶然にも、大学や一人暮らしのアパートが近かった二人は、地元にいた時よりもよく顔を合わせるようになっていた。

 

ガサガサと買い物袋をあさりながら、珍しい時間帯に訪ねてきた達也に、付き合っている彼女はどうしたのかとヒロが訪ねれば、達也はあっさりと別れたことを告げてきた。

モテるけれど相手に合わせすぎてしまうせいで彼女と長続きしない達也・・・

そのことを理解しているヒロは「お前のいいところ、そんな短期間で分からない」とポツリと呟いた・・・

 

ヒロは、達也へ恋をしていた・・・

告白しようとは思っていない彼は、このままの関係が続いていくことを心の中で願っている。

そんな彼の心を知らずに、達也は「俺が女ならヒロと付き合う」と笑顔で言ってくる・・・

ノンケの達也のそういう無防備な発言や、無意識の行動にときどき心が折れそうになりながら、ムラムラする自分の気持ちを無理やり心の中に抑え込んでいる毎日を送っていた。

 

２人でゲームをしていたはずなのに、気が付くと達也はヒロのベッドの上でパンツの格好でうつぶせに就寝していた。

無防備すぎるその格好にギリギリで理性を保ちながらアホと文句を言いつつ身なりを整えるヒロ・・・

はだけていたＴシャツを直しながら寝ている達也に思わず「好きだ」とつぶやくと、寝ていると思っていた達也は、そんなヒロを大きな目をあけながら見上げていた・・・

 

達也が起きていた事、自分の告白を聞いてしまっていたことに何もかもお終いだと頭が真っ白になったヒロは、幼稚園時代 男女でしか結婚できないことなど知らずに達也にプロポーズして断られた過去が、走馬灯のように駆け抜けた・・・

何度も達也に名前を呼ばれてようやく意識を取り戻したヒロに、達也はいつから自分の事が好きだったのかと聞いてきた。

幼稚園の頃に出会ってからずっと達也だけを好きだったことや、彼女がいたと言っていたのは嘘だったこと全て話したヒロに、今まで彼の恋愛話など一度も聞いたことなかった達也は、ヒロが自分を好きだという事実を妙に納得していた。

それどころか、気軽な口調でエッチをしてみないか？と誘ってくる・・・

はじめは達也の発言に戸惑ったヒロだったが、バレてしまった自分の気持ちのせいで、もう今までの関係を２度と取り戻せないのだからと腹をくくり二人は唇を合わせていく・・・

いつも通りの会話を交わしていきながら、ローションを手に取り達也の身体を開いていくヒロ・・・

窄まりを広げるように優しく動かす自分の指に、敏感に反応していく達也の姿が可愛くてクラクラしながら、ヒロはゆっくりと自分の熱い塊を達也の中へといれていく・・・

強烈すぎる衝動に達也の身体がビクンッとはね、そんな姿を見ながらヒロは彼を何度も大きく揺すりながら、お互いに何も考えられなくなるほど夢中になっていった・・・

 

翌朝、ヒロが目を覚ますと達也は帰り支度をしていた。

お互い魔が差しただけの行為だったのだと改めて思い知らされショックを受けているヒロに、達也はアルバイト後に一緒に食事をしないかと、いつもと変わらず誘ってきた・・・

まだ友達だと思ってくれているのか？とヒロが不安そうに問えば「俺ら付き合うんじゃないの？」と当たり前のような顔で答えた達也・・・

好きだと告白されて嫌な気持ちにならなかったと言った達也は、戸惑いばかりで返事が遅れてしまったヒロに焦れ、付き合うのか付き合わないのかハッキリ決めろと彼に突きつけた。

そんな達也に慌てて付き合うという選択をしたヒロ・・・

それを見て面白そうに笑った達也は「あとで」と言うとアルバイトへ出かけて行った。

おそるべきノンケ｜1話感想

幼馴染カップル誕生の話♪

達也の方が潔くて男っぽいので攻めだと思っていましたが、まさかの受でした！

この話は、この後２本前後編のお話があるみたいなので付き合っているラブラブな雰囲気が見られるのが楽しみです！！

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ノンケとよばないで｜ネタバレ前編!付き合うことになった達也とヒロの2人…

駅を降りて携帯を確認すれば、達也（たつや）から着いたとメッセージが届いていた。

駅前で目が合い、ニコッと笑ってくれる達也・・・

そんな彼を見て、長年の片思いが実り人生で初めての恋人ができたヒロは嬉しさに心が弾んだ。

気になっている映画を見に行くことにした２人だったが、チケットカウンターで自分たちの方を見ながらヒソヒソと話している二人組にヒロが気が付き騒ぎ出す・・・

ヒソヒソと二人を見ていたのはヒロと同じ大学のミキとのりだった。

彼氏ができてから付き合いの悪くなったヒロのことを探ろうと後をつけてきたと悪びれもなく言ってきた２人。

何も知らない達也に“受け”なのか“攻め”なのかと聞いてくるのりを制し、近いうちに二人の働くお店へ行く約束をすることで、邪魔者を追い払うように別れたヒロは疲れたように大きなため息をついた。

 

はじまった映画は、想像以上につまらなかった・・・

これなら公園でも散歩していたほうがマシだったと考えいたのは２人とも同じで、映画館という薄暗い環境の中 手を絡ませただけでムラムラと感情が高ぶっていった二人は早々に映画館を抜け出すとホテルへと場所を移動した。

 

部屋につき、ドアをしめると唇を絡めあう２人・・・

お互いの感じるところを愛撫しあい、温かな粘膜に刺激され、ぞくぞくと甘い痺れが走る・・・

激しい口づけと一緒にどんどん強く突き上げられ、自分の息遣いに交じって、ぐちゅぐちゅとつながっている音が響く室内・・・

勢いあまってヒロのモノが抜けてしまえば、やりたいことがあると制した達也が彼の上に自らまたがっていく・・・

内を埋め尽くしている圧迫感に自ら腰を擦り寄せている彼の姿を目の前で見せつけられれば、そのエロさにヒロも夢中になっていく・・・

付き合いだしてから知った達也がちょっと乱暴にされるぐらいが好きと言う性癖に、手のひらで操るように言葉遊びをしながら、ヒロによって達也はトロトロに溶かされていった。

 

泣かすまで達也を蕩けさせたことで、満足そうにペットボトルから水分補給をしていたヒロは、ピロートークでノンケかゲイかという会話をした。

自分がゲイなのかと考え込んでいる達也に、自分以外の人と身体を繋げられるわけではないのだから大丈夫だと不安を和らげようとしたヒロだったが、そんな彼の言葉を聞いて達也は益々不満そうに“ノンケ”と“ゲイ”で区別されたことに苛立っていた・・・

不貞腐れて自分に背を向けた達也に、ヒロは幼いころから抱いていた自分がゲイだという現実の苦しみを告白する・・・

達也の傍にいられるように“ノンケ”を装っていた自分・・・

それがどれほど苦しかったか達也に気持ちがわかるはずがない。

と、彼を責めるような言葉が口からでてしまうことに戸惑いながらも、あふれ出す言葉を止めることができなかったヒロを、背中からギュッと抱きしめて止めてくれたのは達也だった。

 

今の自分たちがあるのは、ヒロが自分をずっと好きでいてくれたからだと感謝を伝えられ、涙ぐむヒロ・・・

彼の優しさに包まれて、ヒロは心から彼を好きになった自分を褒めることが出来た。

ノンケとよばないで（前編）｜感想

ノンケで友達同士の達也だからこそ、エッチの最中の会話がやけにリアルでドキドキしちゃいます。

付き合っているからと言って、特別イチャイチャしているわけではないのですが、幼馴染だからこそのカップルになった自然な感じのラブラブ具合が良い感じでした！

“ノンケ”という言葉すら知らずに“ゲイ”の世界に入ってきた達也の戸惑いが、わかって切なかったです。

大学の友達だという二人に会った時、絶対に複雑だったと思います。

そのあたりが後編で出てくるのかな・・・楽しみです！

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ノンケとよばないで｜ネタバレ後編!返事は保留になってしまい戸惑っていくヒロ…

雨の降る夜、お互いの息遣いと乱れた呼吸音が室内を埋め尽くしている・・・

深いつながりに、背中へ回した腕にギュッと力を入れ、激しい口づけと一緒にどんどん強く突き上げられながら愛を確かめていく・・・

全て終わってスヤスヤと眠っている達也（たつや）の寝顔を見ながら、長かった片思いを思い出してソッと彼の頬へ手を寄せれば、寝ていても「ヒロ・・」と呟きながら自分にすり寄ってきてくれる達也・・・

ヒロは、そんな現実に幸せを噛みしめながら、こんな日がずっと続いたらいいと願わずにはいられなかった。

 

翌朝 ２人が一緒に朝食をとっていると、達也が突然地元へ帰るかもしれないと告げてきた。

住んでいる家の耐震関係で３か月以内に退去を命じられたと言う達也は、実家から大学へ通うか３か月以内に今と同じ程度の家賃の家を探せるかと悩んでいた。

そんな彼を見て「ここに住めば？」と気軽に言ってみたヒロだったが、内心はものすごく緊張していた・・・

達也と一緒に暮らせると思うだけでドキドキしていたヒロに、達也は「考えておくわ」という返事しかくれなかった。

 

想像していたのと違った達也の返事に落ち込んだヒロは同じ大学のゲイ仲間が働いているバーへと足を運んだ。

付き合っている自分に少しの相談もなく、住む場所を悩んでいた達也に、なぜ彼は頼ってくれなかったのかと考え込むヒロ・・・

そんな彼の相談に、ノンケの達也が一緒に住もうと言われたことでゲイと付き合う現実にビビってしまったのではないかと面白がりながら言ってくる友人もいたが、ヒロの気持ちはちゃんと達也に伝わっているから大丈夫だと励ましてくれる友人もいた・・・

そんな彼らに慰められ、アルバイトや学校の日々の忙しさから数日間 達也と会えない日が続いたヒロは、家に帰宅してベッドへと横になると達也と一緒に過ごした遠い昔の夢を見た・・・・

 

翌日、ヒロの家に久しぶりに遊びに来た達也はいつも通りだった。

喧嘩したわけではなく、自分が１人凹んでいただけだったと安心したヒロだったが、達也の携帯が鳴り父親との会話が耳に入ってきてしまう。

 

引き払い予定である家の事を話ながら、アルバイト先に部屋が一つ空いているからそこに入居するかもしれないと父親に伝えている達也の話を聞いてしまえば、ヒロはやっていたゲームを辞めて、電話を終えた達也を睨みつけるように立っていた・・・

恋人である自分とは住めずに、他人と住むことを選択しようとしている達也に、数日前友人から言われた“ノンケがゲイと一緒に住むなんて・・・”という言葉がヒロの頭の中にリフレインしていく。

「ノンケの達也が自分のようなゲイと本気で付き合うなんて無理だったんだろう」そう言ったヒロの言葉に、本当にそう思っているはヒロの方なのではないかと達也は返してくる・・・

“ノンケ”という線引きでヒロから遠ざけられることに、辛さを感じていたと正直に言った達也・・・

ヒロと住むことを躊躇っているのは、一緒に住むことで甘えすぎてしまう自分や、それによって振られてしまうかもしれないという未来が耐えられないからだと何もかも話してくれた達也のことをヒロは優しく抱き寄せた。

 

抱きしめあっているだけで死ぬほどの幸せを感じられるのに、小さなことで気持ちがすれ違っていた自分達を後悔するヒロ・・・

彼のあまったれた所も全て含めて好きなのだと達也に伝えれば、十五年分の片想いを届けるように深く深く口づけしていく・・・

 

肌を重ね合わせながら、ヒロは達也のことを“こっち”の世界に引きづりこんでしまった後ろめたさをずっと感じていたと告白した・・・

そんなヒロの言葉に目に涙を浮かべながらヒロに愛想をつかされることだけが自分の恐怖だと心の内を伝えた達也は、ヒロから“ノンケ”と言われるたびに、線を引かれているようで寂しいのだと彼に告げた。

涙を流す達也に、もう絶対に言わないとヒロは固く約束をした・・・

 

翌日、達也は父親にヒロの家で一緒に住むことを決めたと伝えた。電話をする達也の横には、気持ちよさそうに眠っているヒロの姿があった・・・

ノンケとよばないで（後編）｜感想

タイトルと話の内容がカチッと一致して、綺麗な終わり方でした！

一波乱あった２人の間も、しっかりと固く結ばれてハッピーエンドで読んでいて幸せな気分になれます♪

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フルムーンライトトリップ｜ネタバレ！ウゥさんと葵の甘いひと時…月と狼の書下ろし漫画！

二人で住んでいる部屋の寝室・・・

葵は生まれたままの姿でベッドに寝ながら窓から見える満月に目を奪われていた。

そんな葵の目線を自分へ移させるように、首筋をペロッとなめてくるウゥの舌・・・

アオと呼びながらすり寄ってくるウゥの姿に、月が綺麗で見とれてしまったと謝りながら葵が愛しの彼へと意識を移すと、クゥンクゥンと甘えるような声をだしながらウゥは葵へと体重を乗せていった…

満月の夜、ウゥの瞳は溶けそうに燃える・・・

その瞳に見つめられながら、足を大きく開くような格好をさせられ、恥ずかしさに赤面しながらも内を埋め尽くしてくる圧迫感にビクンビクンと身体が反応していく葵・・・

枕に顔をうずめて声を我慢しようと必死になるものの、強烈すぎる衝動が内から這い上がってきて無意識に強く締め上げてしまう。

自分からキスをねだり、激しい口づけと一緒にどんどん強く突き上げられていけば、室内は互いの息遣いに交じって、ぐちゅぐちゅとつながっている音で溢れていく・・・

離れないように、腕も足もウゥの背中に回して必死に彼にしがみ付こうとする葵・・・

ギシギシと鳴るベッドなど気にすることすらできず、揺さぶられるほど激しくつかれ、触れられた場所から少しずつ溶けていくような感覚に身体中を甘い痺れが貫いていく。

短い呼吸を繰り返しながら、ひときわ大きく跳ねる身体・・・

葵が達したのを見届けて、ウゥも葵の中に自分を解き放った・・・

 

注がれたソレに、自分の下腹を優しくさすりながらウットリした表情を浮かべて葵は「赤ちゃんできちゃいそう」と呟いた。

葵のその発言に目を見開きながら驚いた表情を浮かべたウゥだったが、その目には慈愛の表情で嬉しそうに穏やかに笑っている葵の姿と、その両腕に抱えられて、甘えているウゥそっくりの子と葵そっくりの子供の姿がハッキリと見えていた・・・

 

うっとりしたまま言ってしまった自分の発言に思わず顔が熱くなる葵・・・

彼の言葉に不思議な映像を見ていたウゥはハッとすると軽く頭をふりながら葵の頬をペロペロと愛おしそうに愛撫した。

 

とても綺麗な満月の夜・・・

そんな夜はオオカミーンだけでなく、きっと誰でも不思議な夢を見る・・・

フルムーンライトトリップ｜感想

最後の最後に二人が見れて、しかもとてもステキな終わり方で大満足でした！

書下ろしのウゥさんと葵もやっぱりラブラブで幸せそう。

ウゥさんと葵のカップルは、お互いがとても信頼しているのが良くわかるので、特に波風なく“普通”がとても素敵に描かれています！！

月に見とれていた葵を自分に向かせてクゥンクゥンと子犬のように鳴いているウゥさんは、本編ではイケメン部分しか見られなかったので書下ろしだけの貴重映像なのでは・・・？

そして、なんといっても二人の間に誕生する子供の妄想映像まで見れてしまうのがイイ！

同じくらいのサイズの男の子だから双子ですかね♪

２人ともオオカミーン的な耳はあったけど、一人は人の姿でもう一人はウゥさんと同じ狼の見た目で描かれてしました。

エッチ描写でいつも“そのまま”な２人だったので、葵がおもわず呟いてしまった言葉は妙に納得（笑）

書下ろしは特に濃厚だった気がします・・・

「月と狼」は、ウゥさんと葵の話を中心に松本ノダ先生の作品が３本も読めてとても充実した１冊になっていました！

しかも、それぞれが１話ずつではなく「ノンケとよばないで」も３話のシリーズになっていたので１冊読んだだけで２本分のシリーズ物が読み切れるという盛沢山に楽しむことができる作品でした。

個人的には「ノンケとよばないで」はもっと続きが読みたかったな。と思います☆

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月と狼｜まとめ

今回は『月と狼』をお得に読めるサイトや、全話のネタバレついてお伝えしました。

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